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【フリー台本】お姉ちゃんは自信がない(プロット板:姉妹百合)


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姉妹百合、大学生と高校生カップル
プロットの部分は両者の台詞が入っているので、演じる方を選べます

台詞のみプロット

姉さんと一緒に帰ろうと付属大学の敷地に向かう。
文学部の掲示板前で姉さんを見つけるが……恋人の自慢をする場面を発見。
どうやら、恥ずかしいらしく、夜の自分の様子を私に置き換えて話して盛り上がっているようだった。
恋人は妹の私だと噂になっているから控えて欲しい。

「すっごいうるうるした目で私を見て、もっと……して? とか、おねだりするしね? 可愛過ぎて……」

//注釈  心の声

(昨夜、疲れてない?とか、喉は大丈夫?とか頬を染めてぽーっとしてしまっている姉のお世話をしたのは……私……ちょっと怒ったので邪魔しちゃおう)

// 音声ここから録音

「姉さん、迎えに来た……いこ?」

「あ……、えと……。その、皆ごめん、先に帰るね。妹ちゃん待ってー!」

//SE 追いかけてくる靴音
//注釈 向かい合う姉妹

「……私ってさ……目をうるうるさせて可愛くおねだりするキャラなわけ?」

「あ……その……えっと……」

「得意気に自分が攻めているみたいに話してた……」

「怒った?」

「怒ったじゃない! なんでいつもいつも私のことばかり話すの……
私……誤魔化すの大変なんだから……」

「だって、妹ちゃん可愛いし……誰かに取られちゃう、かも……
だから、すっごく可愛いいし、私のものだって広めたいんだもん。
みんな、妹ちゃんの事好きって言うんだもん……こ、困る……」

「私は姉さん『だけ』が大好きだし、誰かに取られないよ」

「だって……私、静かだし……地味だもん……たまに自信なくなっちゃうの!」

「はあ……可愛い子がたくさんいてもさ? 
仮にね……沢山の告白をされたって、
好意を向けられたって、
私の好きは全部姉さんのものなんだよ?気にする必要ないじゃない!」

「あ……う、うん」

「なんで歯切れが悪いのよ……自信ないわけ?」

「あ、あの……その、ね?
妹ちゃんは私なんかのどこが良いんだろうって……」

「…………はぁ?」

「あ……えっと、ね?
妹ちゃんが私の事、本当に好きなのかな……とかね?
私のこと……どう思ってくれてるのかな……とか……考えちゃうの」

「全人類に告白されても、秒でふるくらい姉さんが好き。
どうっ思っているって……
目の前でうるうるした目で見つめてきていることが
可愛すぎて天使かな?って思ってる……けど……
他にも沢山……全部、知りたい?」

「あ……う、うん。知りたい」

//注釈 知りたいと言われるとは思っていなかったので驚く

「は!? 本気!? 分かった……けど……恥ずかしいから……
速く家に帰ろっ!」

「え?えっ……腕……そんな急に掴まないでよぅ……!」

「姉さんはわかってない!
姉さんの可愛いところを説明してたら、
私の理性なんかなくなっちゃうの……
魅力ありすぎて押し倒したちゃうからここじゃ説明は無理なんだって
ば……ばか……」

「え……?えっと……あ、ごめんなさい?」

「……姉さんに今すぐキスしたいくらい好き」

「……あの、え!?……っ、と……」

「抱きしめるとふわふわでいい匂いがするところが大好き」

「ちょ……ここまだ、学校だよう……!」

「姉さん、私が姉さんを凄く好きって気持ち……
全然わかってくれないんだもん……
今だってすぐに……その、色々しちゃいたくなるの我慢してる」

「そんなに好きでいてくれるの?」

「好きだから速く帰りたい。キス……したいし」

「私もっ……妹ちゃんとキスしたい。
それに、凄く私のこと好きって、実感したい、し……嬉しい!」

「じゃ、速く帰ろっ。 姉さんのベッドに行きたい~~」

「うん。私も、妹ちゃんとキスしたいし……もっと触ってほしい……」

「みんなに秘密にしないと駄目なくらい、今日は沢山エッチしてもいい?」

「いいよ……。沢山しよ?」

「私は……誰かに取られたりしないなんかしない……
結構一途なこと……分かってもらうんだから!
今日は覚悟……して」

「……う、うん。あのね……
いいけど、あのね……妹ちゃんにお願いが一つだけあるの……」

「妹ちゃんが、その……沢山私に触ってくれるのは嬉しいし、
気持ちいいから良いんだけど……あんまりいじわるしないで……?」

「キスマークつけてもいいなら、許してあげようかな~」

「え?あ、え……!?」

「明日は私がうるうるした瞳でお強請りしたなんて、言えないね。姉さん……いいよね、キスマークつけても?」

「あ、う……うん。妹ちゃんになら……いい、よ」

「どこにつけよっかな~楽しみ!」

「う、うん。 あ、でも……ひとつだけでいいの? その、もっとつけてほしい……かな……って……」

「あーー!もう、無自覚な天使……じゃん! 可愛いところはちゃんと隠してね……!!!」

「え、ぅ……???」

「今日は姉さんの部屋で夜も一緒に寝るから……た・の・し・み」

「もう……か、加減してね? 気持ちいいけど……動けなくなっちゃう、の……恥ずかしいし、その……他のこと、出来なくなるのは嫌……だから」

「ああーーーーーもう!……我慢できない!一瞬!一瞬だけ!」

//SE リップ音

「あ、う……不意打ちはずるい……」

「ねーさんが可愛いのがぜーんぶ悪いんだよー。
右手出して……手、繋いで行こ……」

「う、うん……」

「顔赤くなってる、ねーさん、かーわいい」

「も、もうっ……『ねーさん』って……その呼び方……好き……」

台本版

台本版は「妹」視点で書かれています(執筆中)


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