ウルトラマンオーブ19話~21話まで【初見メモ】

※ツイートのコピペです
ウルトラマンオーブ19話~21話まで見た。
19話のナオミ、結婚は「安定」「日常」の象徴で、普段は明るくやってるSSPだけど今まで意識しないでいられた先行き不安な現実を、友人の結婚で深刻に目を向け過ぎたのかもしれないなと。

20話「復讐の引き金」はジャグラー活き活き回。 21話「青いリボンの少女」シンプルいい話。 マヤって言うともれなくマゼラン星人のマヤを思い出す。セブン37話のマヤは工作員だったが見捨てられ、地球で生きる価値は無いからと自死。オーブのマヤは人工生命体、自らの意思で命令に背いて無事。

ガイさんがダンのifなら、オーブのマヤはマゼラン星人マヤのifって面もあるのかな? 地球の中で「帰る場所(居場所)」が無いマヤ・有るマヤ。

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視聴中の雑感メモ
◆19話『私の中の鬼』
・パーティの中、物を落としてしまうナオミ。周りの嘲笑の声が響き渡る…
ハンカチを渡してくれる男性、アキラ。
・TVで宣伝されていた想い石
「ちっとも羨ましくないんだから!
 は、わたしの力で幸せ掴むんだから!
・嫉妬の怨霊。
赤い甲冑のレンキ。揺らめく影のような…不気味な姿
・想い石の所には、ナオミの靴だけ消滅。

・急に現れて煽るジャグラー
「お前はどこかで悲劇を望んでいる。素直に認めたらどうだ…」
「勝手なことを言うな。誰の心にも闇はある。闇があるから光もある。
闇を抱えてない人間に、世界を照らすことはできない」
「地獄からの誘いに身を委ねろろ」

「あいつ、珍しくいいこと言ってたな」
まじ?ガイさんがそんなこと言うなんて珍しい。
「人生には思いもよらない事が起きる。
 ナオミが本当に望めば、未来は変えられる。そういうことじゃないか」
「あたし、ヨウコの所へ行く」

闇へ誘おうとするジャグラーの言葉を変換するガイさん。
闇があるから光があると言うだけある。

・赤い甲冑、カッコよ……刀と剣の戦い

・「好きなことを、自分で選んできたつもりだったけど…
なかなかうまくいかなくて、不安だったんだと思う。
そんな時に、ヨウコの幸せそうな姿を見て……。
私の心の、奥深くにある小さな妬みが、
あの怨霊を蘇らせてしまったの……本当に、最低……」

自由な道は、同時に茨の道でもあると………

「わかるよ。わかるよ、私、ナオミの気持ちわかる」

・「私なんかのちっぽけな気持ちに惑わされないで!!」
『想い石様、ありがとう〜!!』などなどの声。
想い石に感謝する人達の映像を見せるジェッタ。
お手軽に動画を保存再生できる文明の力だなあ。

「ヨウコを傷つけようとしているのも貴方だけど、この人達の幸せも祝福していたのも貴方!どっちの自分が好きだったか、幸せだったか、考えてみて!だって、自分の幸せを決めるのは、自分!でしょ!だからお願い!自分の気持ちに耳を傾けて!お願い!貴方ならできるから!」

ナオミは自分自身にも言い聞かせているのだと思う。
「自分の幸せは自分で決める」と冒頭でナオミ本人が言った言葉を、本当にするために。
心に闇があることを自覚したナオミだからこそ、レンキの侍に対しても、
どうか他人を呪って攻撃するだけの不幸なことにはなってほしくないと言える。

「………」

赤い甲冑の侍が、刀を地面に刺した。
合図をするように、小さく頷き合う。

「オーブウォーターカリバー」

「ごめん…ごめんね……」

怨念、怨霊が、水に洗われていくように消えた。
ウルトラマンが放つ水と言えば、初代マンのウルトラ水流を思い出す。
火事の消火の為だけに出された技を、ジャミラに対して皮肉的な使われ方をされたていた、水…。
オーブでは「浄化」の意味合いになっているのを見て正直ほっとした。

・自分の幸せを決めるのは自分。
…それはいいんだけど、ナオミが他人の結婚を見て嫉妬するキャラなのは意外というか。
これまでナオミに対して強い関心を持ってなかったのが正直な所だけど、
まあ、結婚そのものがどうこうより、結婚は「安定」「日常」の象徴で、
普段は明るくやっているSSPだけど先行き不安な現実に目を向けずにはいられず…
ってことなんだろうけども。


◆20話『復讐の引き金』
・メトロン星人、再び。ボロボロにやられるジャグラー
そこを助けるガイさん。たとえ敵だろうと助ける、さすが。
・ジャグラーに捕まってしまったぽいナオミ…
悲鳴で電話が途切れても「転んだだけでは」と思われてしまうの、かなしみ。
でも渋川さんの機転でバイトに行ってないことが判明

・ナオミ、ジャグラーを手当する。
悪人だろうと、誰であろうと命は平等に大切だという意識を
当然のように持っているの、偉い。
(偉いと思ってしまうのは、オーブとは無関係のアレコレのせい…)

・「黄昏美しいこよ星を覆う、暗雲に…」

・ジャグラーとガイ、お互い腕を競って高め合っていたライバル関係の過去。
実力では、ジャグラーの方が上。しかし「光」はガイを選んだという
光から見放されたジャグラーは銀河を彷徨い、
俺には光なんて最初から必要なかったのだと証明したかった、と。

ああ、やっぱりだからなんだ? 俺を認めてくれない光なんて許せない、だから、光なんて大したものではなく闇こそ偉大な力であると。と同時に、お前らも『俺と同じ悪辣であれ(光から見放されてしまえ)』と。

・夕焼け…夕陽をバックにキックを決めるオーブ、かっこいいね。
・オーブ版メトロン、ガトリング砲になってる手いいよな。
・セブン原作の円盤!SE!
・美しいな…夕日とメトロン。

・「ア〜アッハハハッ、いい演技だったろ?弱った男の演技を見せれば、お前みたいな女イチコロさ。オオオォ〜www俺を必死に庇ってるお前。傑作だったぜ。おかげでこの剣を取り返すことができた、最高の気分だ…じゃあな。フフッフフフフフハハッ!」

回を重ねれば重ねるほどジャグラーのねっとりキショ演技に磨きが掛かるの面白過ぎる。
最高のヒール。お手上げ。ところでコイツが『Z』で隊長やってるってどういう…?


◆21話『青いリボンの少女』
・ハイパーゼットンが、空に浮かんでいる…
にしてもデザインめちゃくちゃ格好いいな
シンウルのゼットンを思い出す。
・青いリボンの少女が操っている…?
ガイを殺しにかかってくる少女。
声の加工具合からして、誰かに操られてる?
・爺さん婆さんに匿ってもらっている少女。
その家に、団子のお土産を持ってお邪魔するガイさん。
少女マヤ、ここに来る前の記憶が無い。
「私が私でなくなる時がある」
・ゼットン星人が作った、人工生命体。
ガイ対策で、マヤの姿なら攻撃を受けないと考えたと。
しかも家族のように過ごしてきた爺さん婆さんが少女を守ろうとする。
ゼットン星人の意識命令は腕輪から伝えられているけど、マヤ独自の意識も芽生えている。

・爺さん婆さんの思い出ボム!!
思い出を守るために、血は繋がってなくても家族である2人のために…
死んだな!と思わせて死んでない!優し!
オーブ、馬場竜次もだけど死にそうで死なないな。

「おい、風来坊。好きな所へ行けばいい。
ただ、帰る場所があると、もっといいかもな」

シンプルいい話だった。
やっぱ明確にダンのifとして風来坊キャラ一貫してやるぞ!のもとに作られたガイさん良いよ、風来坊キャラやってるおかげで「自由」である事と「孤独」である事は別であると示してくれている。格好よくて優しいヒーローですよ。1話だけ風来坊キャラやってたダンにはできない、ガイさんならではの味わい(勿論どちらもおいしい)


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