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旧横浜外防波堤北灯台&南灯台(廃止)|神奈川県横浜市

旧横浜外防波堤南灯台 右奥は横浜北水堤灯台
旧横浜外防波堤北灯台
旧横浜外防波堤南灯台
旧横浜外防波堤北灯台
横浜港へ入港するクルーズ客船飛鳥Ⅱ

旧横浜外防波堤北灯台&旧横浜外防波堤南灯台 2021年12月30日

横浜ベイブリッジ直下に位置する横浜外防波堤北灯台(赤)・南灯台(白)は2019年に航路標識の役割を終えている。
 1935年(昭和10年)に同時に点灯された北と南の二つの灯台は、建設時は横浜の外防に位置していたが、山下、大黒、本牧埠頭が完成したことで結果として横浜大黒防波堤西灯台、本牧防波堤灯台の内側に位置している。
 横浜ベイブリッジの建設が計画された際には撤去の案も出たが、ベイブリッジの橋脚に当たった波のはね返りを防ぐために防波堤灯台が必要という海事関係者の申し出により残された。2019年に航路標識としては役割を終えたが、横浜港を代表する貴重なシンボルとして横浜市が「歴史的建造物」に認定し保存・保全されている。。
横浜ベイブリッジスカイウォーク(休止中:2022年3月4日時点)から至近距離見ることができる。

【防波堤灯台とは】
防波堤灯台は港の入口を示すための灯台。
通常、防波堤灯台は2組みで建てられており、、海側から見て港に向かって航行可能水域の右側を赤色、、左側が白色に塗られている。

旧横浜外防波堤北灯台及び南灯台
所在地北灯台:鶴見区大黒ふ頭地先
南灯台:中区本牧ふ頭地先構造・規模鉄筋コンクリート造
灯塔:円筒形 外径3.6m、頂部まで24.0m
付属舎:矩形 1辺6.4m、2階建建造年昭和10(1935)年設計・施工
設計:逓信省灯台局
施工:内務省横浜土木出張所


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