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個人店はいつだって変化していく

最近、お店が嬉しい事に音楽面でフィーチャされる事が多くなってきた。

ただ、開店した直後(‘14)は、オーディオ周りはそこまでコダワリなく、そもそも「これからはサブスクの時代!フィジカルで持つ自慢みたいなのをお客さんに見せびらかせるような店にはしたくない」とさえ思っていて。

それから数年、お世話になっているbar bossaの林さんに「林さん、もうお店のBGM完全にレコードですよね?」と聞いたら「レコードでかけるとお客さんが「キャー私のためにレコードをかけてくれている!」って喜ぶんですよー」と言われ半信半疑で、レコード中心へ。

DJ時代の過去の財産から、「お店で流すためだけ」のレコードを買い集める。これが死ぬほど面白い。DJ目線で使える/使えないを排除して、過去の自分を否定しながら今、数少ない自分の趣味の一つかもしれない。
しかし、同時に音楽面が加速すればするほど、自分のお店の音響面が一種のコンプレックスのようになってしまっていた。

本日、勇気を出してスピーカーを変えました。お金かかったけど、やはり新しいスピーカーから音が鳴り出したらコンプレックスが溶けていくような気がした。自分が一番いる空間。やはり金出しても解決しないといけない問題があるなと思った。

という事で来週以降、是非、新しい音を聞きに来てください。これから、少しずつ変えて納得いく形にしていこう。

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