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今、本を書いている
書いてはいるけど、傑作が書けない
とても苦しい
 
そんな中、ネットを見れば
知ってる人が、知ってる以上に活躍をする
知らない人が、想いもよらない作品を作る
その度、打ちのめされる
それができないだろう自分の未来を
それを選ばなかった自分の過去を
その度、消えてしまいたくなる
 
そして、ぼくの需要は、減って
やがて、ぼくの欲求は、消えていく
とてもやるせない
 
でも泣けない
泣けないのだよ
 
海を見にいく
夕陽が沈む
満月が映える
闇が僕を包む
 
疲れているんだ
でも眠れないんだ
 
でも消せない
消せないのだよ
想いは、消えないんだよ
 
狼月 Wolf Moon
獲物を求めてる狼の咆哮が月夜に聞こえるかららしい
そんな狼も、この国ではもう滅んでしまった
神話やファンタジーの創作の中で、記号の中でしか、もはや存在しない、狼。

狼月 Wolf Moon
人生の老いに向かって、
そんなオイラが、どう吠えるかだ。
 

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