お前の名を呼べば

星も見えない空にお前の名を呼べば
この胸に温かく甦る遠い日々
まるでままごとのように
ぶつけ合った思い
もう二度と帰らないあの頃を思えば
抱きしめたあの日の
温もりが甦る

傷つき傷つけて
流れたあの夏の日
若すぎたなんて今ならば
言えるのかもしれない
階段登る度にこの胸が震えた
小さな部屋でお前は
いつも待っていてくれた
夢を語り明かした
懐かしい思い出よ

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