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切り絵の巨匠 百鬼丸さんをマルセイユにお迎えしたっす

「いやー、うちの店舗6ヶ月経っても電気がつかなくて店がオープンできないんだよね」という話を飲食業界で活躍する友人に話したところ、「うちの海外店舗も同じようなことが起きているよ...」とまさかのリアクションをもらいました。どうやらこんな無茶苦茶な話はマルセイユに限った話ではないみたいです。日本でも同様なことは起きうるのか?聞いたことないけど。

今日も電気業者が来たのですが、ただ状況確認して、写真を撮って帰っていったそうです。もうこんなのも100回目という感じです。僕もこの国で「EDFをぶっ壊す!」って活動しようかな....

さて、今日はフランスでの起業Sakura-Bentoの話ではなく、NPO法人France Japon Connexionの話です。今週末9/28〜29に、ルールマランという南仏にある「フランスで最も美しい村」の一つに選ばれている村で、日本アートのイベントを開催します。そこに巨匠、御年68歳の百鬼丸さんにご参加頂くのですが、今日無事にマルセイユにお迎えすることができました。

こちらルールマラン城でのイベントのチラシ↓

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みなさん、百鬼丸さんてご存知ですか?ググると、手塚治虫の漫画「」の主人公ばかりが出てくるかと思いますが、百鬼丸さんはそこから名前を取っていて、手塚治虫からも認められていたようです。僕はお恥ずかしながら存じ上げなかったのですが、一目見て惚れてしまいました。いや、作品にね。

超カッケー!偉大なアート作品に対して幼稚園生みたいな感想で恥ずかしいのですが、超カッコいいですよ。これをこの週末生で見られるのが楽しみで仕方ないです。しかも南フランスの人たちがどういった反応をするのか。

20代後半で切り絵アーティストになってから、本や雑誌などのメディアに作品を提供したり、TVなどにアーティストとして出演したり、一流の方です。

日本アート会の巨匠なので、ややDoki Dokiしていたのですが(でも反面、35にもなるとそれなりに度胸もついてたりします)、とっても魅力的な方でした。何が魅力的に映ったかというと、まず、一流の芸術家としての自信と他者への謙虚さを併せ持っている点です。ご自身が一流であるということを堂々と語り、しかし同時に僕らのような者にも敬意を払ってくださっているように感じました。すぐに名前を覚えてくださったり。初対面というのに、いろんなことをずーっと熱く話してくださいまいした。その話の内容も、感情的に流されたりせず、何かを否定されるわけでもなく、なぜそれがそうなのかという物事の本質を理解しようとされているように感じました。こういう一流の方と対峙して思い知らされるのは、いかに自分が浅はかかということ。自分も頑張りたいという気持ちにさせてくださいます。

などなど、簡単に魅力を書き切ることはできませんが、1週間近くお仕事をさせていただけるので、いろいろ勉強させていただきたいと思います。楽しみです。

いや、僕にサポートだなんて...僕にお金渡されても楽器に使ってしまうので、、、あなたのお金はあなたのために使ってくださいw