ソロギターライブでまた失敗してめちゃくちゃ悔しかったけど、その後めっっっちゃ勇気もらった話
またやってしまった…
先日2024/8/17土曜、地元のcuwano cafeで演奏させて頂きました。
人前での緊張。つまり、また緊張との「戦い」。
(「戦い」と書いてしまってからハッとして書き直そうと思いましたが、自分の認識を浮き彫りにするために、敢えて自分から自然に出てきた言葉をそのまま残しておくことにしました。この戦いという認識がよくないかもです。後述します。)
16:30から出番の予定だったのですが、その日の朝くらいから徐々に緊張が高まってきました。前日までは仕事で忙しかったのもあり、緊張している余裕がなかったかも。
このカフェで演奏させて頂くのは3回目なのですが、その中でも今回が一番の失敗だった印象として残りました。1曲目で途中から手の震えがすごくなってきて、あの時のようにまた途中で演奏をやめてしまい、仕切り直して演奏するという場面がありました。このステージ最後までやり切れるかな…と、そんなことも頭をよぎりましたが、どうにかこうにか1曲目最後まで演奏で来て、2曲めからはある程度落ち着き、弾くことができました。あの時の経験と似ています、
よくもまぁこんな恥を晒して、あの状態に陥ってからそこから持ち直して最後まで演奏できたな、と、そこは正直自分に感心します(笑)。失敗した時に失敗ばかりに注目するのは公平ではないので、成功したことも指摘してあげたい。あとは聴衆のみなさんが優しかったからだと思います。
どん底から最後までやり切った、この経験は自分の人生の糧になりそう。どんな時も諦めちゃダメだ!って(笑)
緊張対策について調べる
それでも、人前でガチガチに手が震えてはしたない音を出してしまい、演奏が途切れてしまったことは結構ショックでした。夜までそのシーンが、フラッシュバックしました。
その夜もやはり「緊張」についてネットで調べました。
これをどうやって克服したらいいのだろう。
これは、いわゆるイップスというやつなのかと思い調べて、イップスを乗り越えた野球選手の逸話を知って、デカルトの本をKindleで買ったりしました。
イップスの治療に外科手術をする人もいるらしいですね。でも手術は嫌だな…。それ以外だったら、メンタルの問題、脳の問題、体力の問題で筋トレで解決するのか、練習量か、瞑想か、場数か…。
とあるYouTube動画が参考になりました。
その動画ではフランス人のトランペッターが以下のように語っていました。
緊張は戦うものではない。良いパフォーマンスをするのに必要な友達である。
また、人はなぜ緊張するのかという問いに対して、すごく納得感のある動画もありました。
非日常の空間に立たされた時、瞬時に逃げたり戦ったりできるように体が準備体制に入り、大きい筋肉に力が入りやすくなる。そのために運指など細かい動きができづらくなるのだと。
あとは、どうしたら克服できるかですが、おそらく、これだけやったらokというものなんてないのでしょう。人によっても違うでしょうしね。なので、自分の頭で考えて、手探りでやっていくしかない。
救世主に出会う
こんな感じで逡巡していたところ、とっても参考になるメシア動画に出会いました。僕もソロギターのコピーをさせて頂いているRyuzoさんと、瀧澤さんというギタリストの飲みトーク動画です。
Ryuzoさん曰く、人前の緊張で手が震えるのはソロギタリストあるある。多くの人が悩んでいる。ソロギターは繊細で指が震えて弾けなくなっちゃう。
なーんだ、僕だけの課題じゃないんじゃん \(^o^)/
そっか、そっか。
もうこれを知って、本当に救われました。
どうもありがとうございます。
それに対するお二人の対策案は以下。
瀧澤さん:失敗しまくること。小さな成功体験をたくさん積むこと。失敗するときに体がどうなっているか。
Ryuzoさん:運動、食事を大切にしている。フィジカルがメンタルを安定させると思う。筋肉はあまりいらないと思っているが、腹筋、背筋は重要そう。柔軟性、心肺機能。呼吸大事。本番3日前くらいからBPMを10%くらい落として練習する。
さ、次は何を弾こうかな。
いや、僕にサポートだなんて...僕にお金渡されても楽器に使ってしまうので、、、あなたのお金はあなたのために使ってくださいw