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vol.2 ネタバレ注意 L'Arc〜en〜Ciel UNDERGROUND 2024 感想文 3/16 マリンメッセ福岡

昨日書ききれなかった感想を取り留めもなく。

セットリストについて

今回のライブは個人的にラルクの集大成というか、これぞラルクという感じでした。33年のキャリアの色んな年代、色んなアルバムから曲を引っこ抜いてきて、それを編み直して、フェーズごとに全く違う世界観を見せてくれて、すごい芸術だと思いました。

ライブでやるのがレアな曲だから嬉しかった部分もあると思いますが、シンプルに自分が好きな曲が多かったからなのだと思います。

特に嬉しかった曲。

All Dead
僕は強烈な1曲めフェチです。オープニングのピアノの音からBLACK ROSEかと思いましたが、All Deadでした。1曲めからやられました。痺れました。

EXISTENCE
TAKE AWAYで合唱するなんて知らなかった、めっちゃ気持ちよかった。エンディングのkenさんのアルペジオかっこよかったー。軽々弾くけど、絶対難しいよなー。

THE NEPENTHES
攻撃的で衝動的で激しくてめちゃくちゃかっこいい。

a silent letter
この静謐な空気感もラルクの真骨頂。tetsuyaさんのベースも気持ち良い。

 砂時計
初めてこの曲の歌詞に引き込まれました。2番の歌詞に。「大切な人を守るために違う誰かを傷つけてる」「犯した過ち気付かぬ人々は全てを許されるの」などなど。たぶん進撃の巨人の見過ぎです。

Taste of love
ベースのボディに付けられたカメラ、hydeさんの床下からのアングル、映像の角度がかっこよかった。初期のだいぶダークな独特な世界観の曲を違和感なくこのセトリに入れられたのすごい。

Voice
渋いよなー、この曲。イントロの明るくも暗くもないあの絶妙な感じ。Aメロのゆったりと低音域で揺らぐボーカルと疾走感のあるドラムの対比。めちゃくちゃかっこいい。

Ophelia
tetsuyaさんのベース、ブリッブリだった。hydeさんそうか、saxもいけるのか。kenさんのナイロン弦ギターといえばGodinの黒いやつというイメージでしたが、今回Opheliaで弾いていたのはナチュラル色でした。初めて見た!(こういう事情らしいです↓)

It's the end
大阪のラルカジノの映像を見て超絶羨ましいなと思っていたので、生で聴けて嬉しい!

Blame
この曲は実はそんなに特別好きなわけではないのですが、今回Aメロ前の間奏からのあの淡々としたリズムが刻まれるのを聴いてたらすごく気持ちよくなりました。国立で初めて生で聴いたことを思い出しました。

shade of season
あの独特なリズムが好き!

hydeさんは、普段やらない曲は忘れているところもあったり、昔の表現なのでやるのが難しい面もあったけど、今のメンバーだから新しいものができるのではないかと思って挑戦したら、いい感じになったと言っていました。

音響について

大前提として、ライブの音響はやはりライブでしか味わえないという醍醐味があり、僕は好きです。ホールの大音量で感じるあの独特の音響は好きです。

でも音響という点で言うと、ホールのライブの音響が必ずしもベストとも限らないと思いました。多分広さがある程度限定された場所やコンサートのために建てられたホールで聴く方が音自体は聴きやすい音になるのだと思います。そりゃそうか。

最近音には敏感なので、今回特に感じたのですが、僕の耳には中域がうまく聴き分けられませんでした。kenさんがあれだけこだわっているギターの音も、ギターソロやイントロ、エンディングなどといったところはよく聴こえましたが、バッキングの音とかは正直あまり聞き取れませんでした。

あくまで僕の耳での感想です。マリンメッセ福岡特有の問題ではなく、大きいハコでのライブはどこでもそうだと思います。

色んな感情が入り混じりました

羨望、憧れ、嫉妬、楽しさ、幸福感、充足感、愛、あと何曲だろうという寂しさ。色々な感情が湧き上がってました。

僕より全然年上なのに、全然若々しくて、アグレッシブで勇気をもらった気もした。

どうやったらこんなに演奏が上手くなるんだ、どうやったらこんな神曲、神演出ができるんだ、何をどうしたらこんなカリスマ性が宿るんだ…と嫉妬もしました。

最近日常で悩むことも多いのですが、生きててよかったとも思ってしまいました。僕はラルクのライブのために生きているのかな、なんてことを初めて思ってしまいました(笑)

取っておきたいTwitter投稿

(Xって紛らわしいので嫌い。)


いや、僕にサポートだなんて...僕にお金渡されても楽器に使ってしまうので、、、あなたのお金はあなたのために使ってくださいw