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【徹底検証】au新プランpovo2.0はお得なのか。ahamoユーザーは切り替えたほうがお得?

先日ahamoのリニューアルポイントについて記事にしてみましたが、事前予告通り他社の格安プランも続々と動き始めてますね・・・!

今回は、13日(月)に発表になったauの新プラン「povo2.0」について、従前の「povo1.0」と何が変わったのか紹介するとともに、ahamoユーザーである筆者は切り替えたほうよいのか分析してみたいと思います!

ahamoとの比較結果についてすぐに知りたい方、既に新プランについてわかってる方はahamoユーザーは切り替えるべき?までスキップ!

◯povoプランについておさらい

大前提となる部分なのでここはしっかりと押さえてください!
auのpovoプランは以下の組み合わせから成り立ちます。

ベースプラン【基本料金】 + トッピング【追加料金】

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従前の「povo1.0」では、公式HPのプラン紹介でも謳っているように、
国内通話が22円(税込)/秒+20GBが使用できるベースプランです。
2,728円/月(税込)が基本料金となります。

ベースプランには、トッピングをつけることができます。
従前のpovoでは、上記の図の4種類から選ぶことができました。

例えば、ahamoについている「5分以内の電話し放題」がほしければ、
+500円/ 月のトッピングを追加することで可能となります。
この場合の料金は、2,728円+550円=3,278円/月(税込)となります!

使用状況によって、プランをかえることができる。
それがpovoの魅力です。

◯povo2.0の押さえたいポイント

リニューアルしたpovo!通称「povo2.0」で押さえたい点は3点!

①ベースプランが0円に!
②トッピングが増加。データ容量が選べるように!
③今のpovoと同じ契約内容でも料金が更に安くなる!
④au家族割のカウント対象外に…

公式HPにある、従前のpovo(povo1.0)とpovo2.0の比較図を用いて
説明しましょう。

①ベースプランが0円に!

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まず、基本となるベースプランが0円となりました。データは全く使わないし、たまーに通話しかしないよという人にとっては、基本料金が無料で契約ができる最高のプランが誕生しました!

「ん…そんな人っているの???」

僕が推測するに、これは中学生で親との連絡を取るために携帯をもたせたいというような保護者向けかなと思います。実際に、povo2.0では、契約可能年齢が20歳から13歳以上に引き下げられているんですよね。
電話をたまに必要とする高齢者の方にもいいプランかもしれません。

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②トッピングが追加。
データ容量が選べるように!

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まず、データ容量についてですが、
従前のpovo1.0では、基本プランにデータ容量20GBが紐付いていたので、
20GBも使わないよ―という人には「使わなかった分もうちょっと安くならないの?」という思いもあったことでしょう。

そうした声を反映してか、1GB・3GB・20GB・60GB・150GB・24時間データ使い放題の6種類が用意されました。

それぞれのデータ容量には、期間が設定されており
1ヶ月あたりのデータにしてみるとこんな感じになります。

1GBは7日間 →容量オーバー時のオプション感覚
3GB・20GBは30日間 → 3GB/月・20GB/月
60GBは90日間 → 20GB/月 × 3ヶ月分
150GBは180日間 → 25GB/月 × 6ヶ月分

容量面でみると3GB/月以内・20GB/月以内・それ以上の3つのユーザーに分けることができそうです。

新設されたDAZN・SMASH使い放題トッピングはそれぞれ公式のほうがお得なので触れません。一時的に会員登録が必要という方にはいいかもですが…

③今のpovoと同じ契約内容でも料金が更に安くなる!

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次に料金に注目してみると、
従前のpovo1.0が2,728円/月だったのに対し、1ヶ月での使用ということを見込んだ際にはデータをつけるとすると、990円/月が最安プランとなります。
データ容量をあまり使わない人たちにとっては、革新的なプランです!
(3大キャリアの一角の良質な通信がこの価格…!格安スマホ泣かせ…)

そして、何よりも注目すべきが60GBトッピング。

3ヶ月の使用を想定した場合
◯povo1.0

20GB/月 × 3ヶ月分 = 2,728円(税込)×3 = 8,184円
◯povo2.0
20GB/月 × 3ヶ月分= 6,490円
1,694円=約560円/月 従来のpovoより安くなる!!!

今のpovoと同じデータ量の20GB/月の契約内容でも料金が更に安くなる!
これは現在契約している方は、切り替えるしかないのではないでしょうか。
そしてこの安くなった分って…ちょうど電話かけ放題トッピングとほぼ同じ金額なんですよね。。。 ahamo対抗…のちほど解説します!

他のトッピングについても状況を見据えて柔軟に変えることができます。
先程の例でもあげたような普段はデータ使わない人でも、旅行やどうしても通信が必要なときに、24時間使い放題プランや1GBといったトッピングも使用できます。また、しばらくデータを使用する機会が大幅に多くなりそうだなという方は150GBの契約に切り替えるのも◯。

au家族割のカウント対象外に…

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自分・家族がauユーザーの人は、注意が必要です。povo1.0は家族割の対象としてカウントされていましたが、povo2.0ではカウントされなくなります。また、端末保証サービスの継続ができないなど、影響が出てくるようです。意外と見落としがちなポイントなのでご注意ください。

◯ahamoユーザーは切り替えるべき??

Ahamoの料金プランは以下の1種類!
povo を見てきたからシンプルでわかりやすい。。。

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今回、ahamoとの比較対象とするのは、
①容量が3GB/月以下の方 ②容量が3GB以上20GB/月 以下の方
全くデータを使わない方・20GBを超える方は今回比較から外します。

①容量が3GB/月以下の方…
料金としては、「povo2.0」がお得です!
ベースプラン 0円 + トッピング  3GB 990円 + 通話5分無料 550円
=1,540円/月(税込) ahamoより1,430円/月安い!
②容量が3GB以上20GB/月 以下の方…
◯20GBトッピングの場合
基本料金0円 + トッピング 20GB 2,700円 + 通話5分し放題 550円
=3,250円/月(税込) 通話トッピング抜かせばahamoと同額

◯60GBトッピングの場合  ※月額換算
基本料金0円 + トッピング 60GB 2,163円 + 通話5分し放題 550円
=2,713円/月(税込) 
ahamoと同じ契約内容でほぼ同額
通話トッピング抜かせばahamoより550円/月より安い

月15GBほど使っている筆者もさんざんここまでpovoに期待をし、詳しく調べて、ようやく比較までたどり着いたのに…

「いや、ahamoと料金変わらんやないかぁ―い」

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僕はahamoが海外通話可能なことに魅力を感じているので切り替えません

今回の「povo2.0」は、
①「月の使用データ容量(3GB以下)が少ない」または
②「5分通話し放題がいらない」
ahamoユーザーにとってはお得な切り替えとなるようです!!

◯まとめ

auの新プランについて見てきましたが、いかがでしたでしょうか。
結論、今回のプラン改正はライトユーザーを狙ったものであり、3GB/月以下方は「povo2.0」への切り替えを検討して良いと思います!

通話の面において、格安プランや楽天モバイルなどと同等の料金で、KDDIの良質な回線を使えるようになるということは非常にメリットかと思います。イベント会場や回線混雑時にも安定して通話できるのはいいですね。

ただ、何より残念だったのが、3GB以上20GBの間のトッピングが一切ないということ。今回のプラン改正が、今後細分化され使用量に応じて料金が最適化する基盤づくりであることを期待して記事を終えたいと思います!
もし実現したら、キャリア同士の価格競争が止まんないぞ…!

今日も最後までご覧いただきありがとうございます。
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