見出し画像

大逆転日記 2019/08/17

日記

・TSUKARETA

・昨日、なんとなく鎧武のフィギュアーツをいじっていたら、突然「真骨彫のオーズがほしい!!」という気持ちが溢れ出してきた。が、もう発売から1週間も経っているし、発売日には争奪戦が繰り広げられたことは私もネットで見て知っている。諦めるか…。

・否!諦めてはいけない!!欲望を解放しなければならないのだ。とりあえず、昼起きて、すぐにいろいろなお店に、取り扱いの有無を確認したのだが、もちろんもうない。

・この時点で半ば諦めかけたのだが、最後に秋葉原のヨドバシカメラに確認すると、真骨彫のキバなら少量ではあるが取り扱いがあると言うではないか。真骨彫ならもうキバでもかまわん!(意志薄弱)。急がないと売り切れる可能性が高いので、韋駄天の如き俊足で秋葉原(Akiba)へと、なぜか兄同伴で向かった。

・不安と期待とがまぜこぜになり、逸る気持ちを抑えて、おもちゃコーナーまで行ったのだが無い!あと一歩で売り切れてしまったようだった…。がっくし。

・しかし、ここはオタクの聖地Akiba。近くの店を探せば案外あるかもしれない。この時点で13時30分くらい。15時から吉祥寺で映画を観る予定があり、秋葉原から吉祥寺までは電車で約30分。上映開始の30分前までには吉祥寺に着き、チケットを買ったりしたいので、14時には秋葉原を出なくてはならない。残された時間は30分。この30分で真骨彫を見つけてやる。

・そんな意気込み虚しく、30分で真骨彫は見つけられなかった…。タイムオーバー。そりゃそうだ。超人気商品だもん。残念ではあったが、こればかりは仕方がないので気持ちを映画の方に切り替えて、吉祥寺へ向かった。

・着いた。なぜ、写真の人物たちがこのクソ暑い中、冬の装いをしているのかというと、写真を撮るのを忘れて、冬に撮ってあった写真を使い回しているからだ。間違っても気狂いの集団ではない。

・映画館に着き、汗だくだくでチケットを購入しようとした、のだが…。座席が全て埋まっている…。そ、そんな…。私はなんのためにこの暑い中、吉祥寺まで。もうダメだ〜〜〜〜〜。

・フィギュアも買えず、映画も見られず。一体私は何をしているのだろうか。悲しい。仕方がないので売店で、前から飲んでみたかったこの映画館オリジナルのコーラとオリジナルジンジャーエールを買った。せめてもの救いを自らに与えて、ダメージを少しでも軽減させようとしたのだ。

・1人でジュースを2つ、交互に飲みながら歩くのは多少恥ずかしい。ジンジャーとコーラを代わる代わる口に運ぶ。どっちもうまい。コーラはなんかいろんなものが入っていて、黒い粒が点々と浮き、イソジンとかに近しい味がする。でもかなりうまい。

・2つとも飲み終わり、暇になったのでジュンク堂へ行き、本を買った。

・ひと段落したところで急に、お昼ご飯を食べていなかったことを思い出した。炭酸×2でそこそこお腹は膨らんでいたが、夏場で栄養を取らないと、それすなわち「死」なので、近くにあったパンの田島へ行った。パン、うまい。めちゃうまい。うちの近所にもできないかな。裏庭とかに。

・帰りの電車を待ちながら、案外「吉祥寺の店にあった!」みたいな投稿ないかなと思い、なんとなくTwitterで「真骨彫」と調べてみた。そしたらなんと!秋葉原のお店で6つだけだが真骨彫のオーズが入荷したという情報が目に飛び込んできた。Twitterを見てきた人しか購入できないようになっているらしく、店頭には出していないそうだ。

・投稿されたのは30分ほど前。電車で秋葉原に戻るとしても30分かかる。売り切れている可能性が正直、かなり高い。高すぎる。暑いし、肺に穴があるので激しい体力の消耗は避けたい。だが!だが!一抹の望みがそこにはある!少し迷ったが、そんな雑念は振り切り、秋葉原行きの電車に飛び乗った。

・結果…。 


・〜信じるものは救われる〜

・私は勝利した。マンモスうれピーです。店員さんに「真骨彫のオーズ、まだありますか?」と恐る恐る聞いて、奥から白い紙に包まれたオーズが出てきた時の興奮といったら。映画『diner』で窪田正孝が「生きててよかった〜!」と言いながら銃を乱射するシーンを思い出した。映画を観られなかったとか、肺の穴とか帳消しだ。

・めちゃめちゃかっこいい〜〜。最高。完璧。

・帰ってきてからずっといじっている。かっこよすぎ。フィギュアーツ集めようかな…。

・にしても、昨日突然欲しいと思い立って、入手しづらい商品なのに、今日手に入れられてるって、世界は私を甘やかしすぎていやしないか?ありがとう…!そのままでいてくれ…。ほんとに嬉しい。


・『人工無脳』というアプリを始めた。まっさらな人工知能と会話して、言葉を吸収させて、成長させようというアプリ。

・最初はただオウム返しをするだけだったのが、話すにつれて、少しずつ会話が成立することの多くなってくるのがかなり楽しいし、かわいい。

・あと、1番最初の方に「卵かけご飯」についてばかり教えていたら、ご飯に関連する返答ばっかりしてくるようになり、食いしん坊キャラみたいになってしまった。

・しかし、「おいしい〜!」などの返事が来るたびに、この子は味を知らないのに、こんなことを言わされて…。といたたまれない気持ちになってくる。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?