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”子育てマイスタイル”の2つのポイント

「個性を認めて育てよう」

「自己肯定感を育てよう」

「褒めるより勇気づけよう」

など、子育ての情報サイトでは沢山の情報が行きかっています。

同じ分野の専門家でも意見が違ったり、子育ての失敗談がショッキングに伝えられたりすると、色んな心配の種がどんどん増えてしまいがち。

中には心配を先取りしすぎたり、ノウハウを消化しきれずに子育てが辛くなっている人もいらっしゃるようです。

そこでオススメしたいのが”子育てマイスタイル”です。

そもそも一言に子育てといっても、子育てをしている親の数だけ多様な子育てのスタイルはあります。何か個性的なことをするのが”子育てマイスタイル”ではなく、あなたの子育ては既に”マイスタイル”です。

そう、私がお伝えしたいことはあなたの子育てに肯定感を持ちましょう、ということです。

あなたが日々している子育ては、きっとあなたの経験や価値観、環境をあなたなりに考えた結果でしょう。それがあなたの”子育てマイスタイル”であり、それがあなたやあなたのお子さんにとって自然で最良な子育てなのでしょう。

あなたの子育てに自信を持ってもらえたら、と思います♡

ただ、そう言われても、肯定できない、自信を持てない方の為に、情報が溢れる現代だからこそ大切な”子育てマイスタイル”を実践する為のポイントについて書かせて頂きます。

1.多様性を理解する

子育ては子の個性、成長発達の進度、親の個性や経験・価値観、環境によって多様な方法や考え方があるものです。

子育てが辛くなっている方のお話を伺うと、辛い気持ちの裏側には「皆と同じでないといけない」という思い込みがあり、少しでも人と違うと心配になってしまう、その心配が大きくなると「育児が上手くいかないのは私のせい」「私は子育てが向いていない」とどんどんネガティブになってしまうのです。

例えば「穏やかな気持ちで育児をしましょう」と言われても、家庭の経済状況がとても厳しく穏やかな気持ちになりたくてもなれない、そんな状況の方もいらっしゃると思います。

そんな方が「穏やかな気持ちでいなければいけない」と考えてしまうと「穏やかな気持ちになれない自分はダメな親だ」と自分を責め苦しくなってしまいます。

経済状況が厳しい中で子育てをしている親が必要としているのは「穏やかな気持ちで育児をしましょう」ではなく「そんな状況でも子育てを放棄せずがんばっているんですね」という受容と労いです。

特にマスコミからの子育て情報は、受け取る側の多様性に対応しきれず、場合によっては親が苦しい気持ちを抱く原因になってしまいます。そんな時は「自分がその情報の対象者ではないんだ」「今の自分には必要ない」と、潔くスルーしましょう。

2.子育てマウンティングを自己成長につなげる

マウンティングとは「小さな優越感を感じたいために、自分のほうが上だとアピールする」ことです。(http://style.nikkei.com/article/DGXMZO78200780Z01C14A0000000名づけ親で漫画家の瀧波ユカリさん)

「うちの子、こんなに○○!」の「親バカ」ぶりは「親バカ」を自覚していると微笑ましいですね。

それとは別に、何気なく聞いたママ友の発言やマスコミ情報に”負けた感じがする時や、自分の子どもの話をして”勝った気持ち””優越感”を感じる時は、マウンティングしているのです。

育児をしていると「親として認められたい」という気持ちになりがち。マウンティングは、親としての自信のなさやコンプレックス、メンタルの不健康さが原因です。

子育てに自信がなくてもコンプレックスが有っても、それは自然なことですし、子育ては疲れます。メンタルが不健康になりちです。

でも、マウンティングをしてしまうのは、疲れますし後味の悪いもの。更に信頼関係が築きにくくなりがち。また、メンタルが不健康だと物事を勝ち負けやネガティブに受け取りがちで常にマウンティングをしてしまうリスクがあります。

マウンティングは何も生み出しません。マウンティングは一時的な優越感の為に心のエネルギーの無駄遣いをしているのです。出来ればもっと生産的に心のエネルギーを使いたいですね。

そこで、マウンティングをしてしまったら、”自分を理解し成長させる”機会と捉えて「なぜ負けた感じがするのか」「なぜ自分が優位に立とうとしたのか」「今の自分のメンタルの状態」を考えてみてください。

自分の気持ちを書き出すなどして、あなたがどこに自信を持てないのか、どんなコンプレックスを抱えているのかを自覚するきっかけとして役立てましょう。

自分のメンタルが不健康だと気付けた場合は、出来る範囲で対応しましょう。例えば睡眠不足ならサポートを得てしっかり眠る、受容や共感が不足しているなら自分の気持ちを分かってくれる人との時間を意識的に増やす、など。

マウンティングは何も生みませんが、マウンティングをきっかけとして、自分の自信のなさやコンプレックス、メンタルの不健康を自覚するのは、親としての成長につながります。

親としての成長は、親自身が”親としての自分”に自信をもてる一助となりマウンティングでモヤモヤを抱えることも少なくなります。マウンティングをしてしまったら、マウンティングを自己成長につなげましょう。

以上、”子育てマイスタイル”を実践する2つのポイント

1.多様性を理解する

2.マウンティングを自己理解・自己成長につなげる

について書かせて頂きました。

最後まで読んで頂いて誠にありがとうございます♡

宜しければ、コメントいただけると嬉しいです♡

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