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前途洋々

先日、コドモイチでワークショップを開催させていただきました。
たくさんの子どもたちと出会い、一緒に作品制作をしました。

まず初めに、廃材・端材についてのお話をしました。
「廃材って何だろう…」「まだ使えそうなのになぜ捨ててしまうんだろう」と興味津々でお話を聞いてくれました。
次に、たくさん並んだ廃材・端材の中から、お気に入りな物を選んで子どもたちが思うままに!作品を作ってもらいました。

子どもたちの活動風景

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子どもたちがそれぞれ選んだものをテープやボンドでくっつけていきます。

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こちらでは、可愛い色をしたボタンをたくさんつけていますね。ピンク・黄色・青色・きれいなビーズをくっつけてバッチを作っています。

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この子は、近くに落ちていた木の実がついた枝を取ってきて作品にくっつけていました!!

たくさんの子どもたちが自分の思うままに作品を作ってくれました。最初は悩んでいた子も、作品が完成に近づくにつれてより楽しみながら作品を作ることができていたと思います。最後に、今回のワークショップで子どもたちにアンケートに答えてもらいました。その中からいくつか作品と制作の感想を紹介します。

子どもたちの作品紹介

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題名『きらきら』
ビーズを付けていくことが楽しかったです。
キラキラを付けるのが難しかったけど、ちゃんとつけれてよかったです。

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題名 右『ボタンタワー』 左『キラキラボタンとバッチ』
いろいろな色のボタンを付けるのが楽しかったです。
今度は、空き缶などにボタンを付けてみたい!! 

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題名『みんな仲間』
どのような材料を使えばいいかを考えることがとても楽しかったです。
次はこの廃材・端材でバックをつくってみたいなぁ…


子どもたちの作品いかがだったでしょか。
 子どもたち一人ひとりが廃材・端材を使用し自分の思いのままに作品を作ってくれました。
普段だと何も思わず捨ててしまい、「廃材・端材」になってしまう物でもこうして再利用することで、自分の好きな「モノ」やあるいは役に立つ「モノ」が作られるということをワークショップを通してもっともっと知ってほしいと思います。

(文:小林未来)

わたしは、小学校教諭を目指して福山市の大学で勉強しています。子どもたちの日常の小さな発見から学びに繋がるような授業を日々研究しています。今回、初めてワークショップの準備から参加させていただきました。どうすれば、『子どもたちがワクワクし心揺さぶられるのか』と試行錯誤しながら準備をしました。当日のワークショップでは、何より子どもたちの発想の豊かさに特に驚かされました。そして、さまざまな廃材・端材と出会い、子どもたちなりにその物と向き合って作品を作っているところを見て、子どもの豊かさを感じることができました。また、時折見せてくれる子どもたちの笑顔がとても嬉しかったです。今回のワークショップが、子どもたちの何かきっかけになったり、学びの材料になったりしてくれるとより嬉しいです。私も、子どもたちに負けないように勉強はもちろんのこと、いろいろな見方・考え方を身に付けていきたいと思います。

最後まで読んでいただいてありがとうございました。