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社会を明るくする運動について


7月3日朝 駅前にて


社会を明るくする運動(社明運動)は、法務省が主唱し、すべての国民が参加して犯罪や非行の防止と更生に取り組むことを目的としています。
その始まりは、犯罪者予防更生法の施行を機に、東京の銀座商店会の有志たちによって行われた「犯罪者予防更生法実施記念フェアー(銀座フェアー)」と云われています。昭和26年から「社会を明るくする運動」と改名され、1年を通じて行われるようになりました。特に、毎年7月は運動の強化月間と位置づけられました。

この運動では、あやまちを犯した人の更生だけでなく、犯罪や非行の予防にも焦点を当てており、地域社会全体で連携し、明るく安全な社会を築くことを目指しています。地域の人々や事業者、教育機関、行政機関など、様々な関係者が協力し、犯罪予防や更生支援に取り組みます。

加古川保護区保護司会では、地域の社会を明るくする運動の一環として、毎年7月に啓発活動や作文コンクールなどを実施しております。駅前をはじめ各所での啓発活動は、地域の人々に対して犯罪予防や更生に関する情報を提供し、意識の向上を図るための取り組みです。特に駅前での活動は、多くの人々にアクセスしやすく、広範な層に対してメッセージを届けることができる特徴があります。また、「社会を明るくする運動」作文コンクールは、地元の子供や若者に対して、犯罪予防や更生について考える機会を提供する取り組みです。作文を通じて自身の意見や考えを表現することで、犯罪に対する認識を深めるとともに、明るく安全な社会を築くためのアイデアや提案の発信が期待できます。

加古川保護区保護司会は、地元の人々の参加と協力を得ながら、これらの活動を通じて、犯罪予防や更生に積極的に取り組み、より良い社会づくりに向けて努力して参ります。