Kako🇳🇿ニュージーランド

犬連れ子連れ移住の後、南の国で奮闘してます

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最近の記事

NZにて初契約🎊仲間ゆるり募集

先月のことになるが、初めて戸建設計のご契約をいただけた。 他にも以前紹介したサロンのリノベなどメインでやらせてもらっているプロジェクトはあるのだが、それは100%会社がとってきた案件。 今回は自分の力で契約にこぎつけた、と初めて言える契約。 もちろん会社の実績や色んな人のサポートのおかげなので、私の貢献度は多く見積もっても2割くらいだが。笑 でもうれしかったので、初契約と呼ばせてもらいたい。 そもそもこの国には住宅展示場というものがほとんどない。じゃあどうやって決めるかと

    • 日本の厳格さと海外の柔軟さ

      今私は、現地の建設会社で設計をさせてもらっている。 社長は日本人で社員も半分以上日本人だ。 でもお客さんや業者さんはそうじゃないので、使用言語は日本語だったり英語だったり。 こちらの仕事は「だいたいそんな感じ」みたいなことが多い。それが一般化されている。むしろ詳細まで決めすぎないほうがお互いにとっていいような空気がある。 それがすごく心地がいい。 日本にいたときはよくも悪くも厳格で、詳細図や指示図の作成にどれだけ時間を費やしていたことか。細かい収まりすら現場の大工さんに一

      • 日本に帰りたい夫と、NZにいたい私

        今日は少しプライベートなことについて。 最近夫が病んでいる。原因は英語。 そもそも私たちの移住の経歴を話すと、 2024年 3月:夫、日本から就活、ジョブゲット 4月:夫、先にNZへ、仕事スタート 5月:私と娘と愛犬NZへ、合流 6月:永住権降りる 10月:今 という、ジェットコースター並の速度で移住と永住権を済ませた我ら。 (永住権については、またどこかで触れます。) つまりまだ居住権(permanent residence)を取るまでに1年半以上かかる。 この段階

        • AIレンダリングVerasを使ってみた

          今私は美容院のリノベーションを担当させてもらっている。 まだこの国に来て、4か月、働き始めて2か月くらいで、設計の実案件を任せてもらえるなんて思ってもいなかった。 本当にラッキーだし、ありがたい。 その流れでパースを作っていたのだが、その道に詳しい方にAIの活用法についてレクチャーしていただける機会があり、まさに目から鱗だった。 建築業界はITの進化に疎いところが業界全体としてあり、かく言う私も図面やパースは手書きの作業を好んでやっていた。 しかしAIの活用法や実例の話を聞

          海外で建築士になるには

          今回は、もしかしたら同じ道を目指そうとしている人がいるかもしれないので、日本で建築をやっていて、海外でも建築をやりたいという人向けのざっくりな内容。対象国は主にNZなので、他の国を目指している方はあくまで参考までに。 まず一つ目の疑問として、日本の建築士の資格を海外でも使えるのか否か。 答えは「ほぼ使えない」 建築に携わっている人ならわかると思うが、土地の性質も工法も基準法等も国によって異なるので当たり前と言えばそう。 ただし、いくつか例外があるのでそちらから紹介。 AP

          海外で建築士になるには

          センスとはなんぞや

          今、私がやっていることは、営業のプラン集を作ることだ。 その中には大きく2種類あって、 1.ザ日本建築スタイル 2.欧米式と日本式のブレンドスタイル 何が需要が出るか分からないので、幅広く色んなスタイルに取り組んでいる。 1は、まぁいくらでも出てくる。 困ったのは2。 何を引き算して、どこを足し算したらいいのかがわからず海外の建築雑誌や図面を見ては迷路に突入する。 その原因は明白で、私が海外様式についての【普通】の基準を持っていないからだ。 くまモンの生みの親である水野さ

          NZのキッチンのショールームに行ってみた話

          先週、キッチンの規格やどういったタイプのものの需要が多いかなどを調べに、awsomekitchenに行ってきた。 結果、毎度オーダーメイドなので、特にこれが、というものはないよ〜とあっさり言われた笑 日本のキッチンメーカーは、どんなに高いメーカーでも基本的にシステムキッチンである。それぞれのキッチンが商品化されていて、そこから変更できるオプション項目が商品ごとに決まっている。衣装替えのような感覚だ。 そして本体そのものの長さや形を変更できるオプションは基本的にない。もし形状

          NZのキッチンのショールームに行ってみた話

          私と建築。ニュージーランドでの挑戦。

          今回は私と建築についてを太軸に、つらつらと。 私は今NZで建築に携わっている。(つい最近から) 海外で設計をやってるなんてよっぽど建築が好きなんだろう、と思われる。が、実はそうでもない。 日本でも6年間設計をやってきたが、建築がめちゃくちゃ好きかと言われると好きだけど、名だたる著名な建築家みたいな個性の強い、ランドマークとなるような自分の作品を作りたいかと言われるとそんな野望一度も持ったことない。 昔読んだ記事か本かに 「建築家」は建築デザイナー 「建築士」は建築設計技術

          私と建築。ニュージーランドでの挑戦。