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先生を選ぶ方法に対する考察 その8

7.別次元への導き

高校入学…
音楽科では毎週通常授業として
ピアノの個人レッスンがある

ピアノ科半分くらいの学生は
公立にもかかわらず
以前から習っている先生や
その系列の先生を紹介され
一貫したレッスンを受ける

しかし…
先生からの紹介もなく知り合いもいないので
学校側から指定された先生のレッスンを受講

…この先生
実は担任の先生で
3年間、とても密に関わることとなる

なかなかの世界観をお持ちで
クラスの中では担任VS生徒で
何度も事件が勃発した…

担任というより…
同級生の先生がいる…
…そんな印象が強い

しかし私にとっては
ある意味救世主だった

…この先の私の音楽人生を
別次元に持ち上げてくれた先生

3年間…ピアノのレッスンを受ける
2年生になったとき呼び出される
…あなたのピアノの先生はどんな人?
この先の進路はどうするの?と…

当時私立音大の教授と学生に
ずっと習っていたので…
この時期は三人の先生に
レッスンを受けていた

ただ三人の言うことが皆…違うため
私自身がどうしたらいいのかわからず
自分のやりたい放題になっていたことに
疑問を感じていたのかもしれない

また…学内の成績は悪くなかったので
先生自身も今後の進路が気になったのだろう

私の第一希望は最難関の芸大だっため
その思いを告げたら
先生はいきなりこう言った…

私が先生を紹介するから
あなたは先生を変えた方がいい❣️

私の未来を本気で心配し
行動してくれた先生は
初めてピアノを習ったK先生以来だった

私はこの先生に
私の未来を託すことにした

これが音楽を奏でることについて
別次元への導きとなる第一歩だった

学び…
『自分の思いを他人に託すことも必要』

…つづく

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