先生を選ぶ方法に対する考察 その7

6.音大教授に習う…

音楽業界に全く縁がない両親でしたが
ほどなく次の先生を探して来てくれました

私の友人のピアノの先生…
両親同士が仲良しで相談していたらしく
いろんな方の配慮により
ある音大教授の門下となることができました

教授のレッスンは月1回
その下見のレッスンを門下の生徒の大学生が
毎週土曜日…家に来てくれるスタイル

大学生の先生は歳が近いこともあり
出来が悪いと怒られもしましたが

半分反抗期の私を適当に突き放して
うまくレッスンしてくれていた
そんな気がします…

母も家にレッスンに来てくれることで
どんなことが行われているのか
なんとなく様子を伺うことができ
安心していたような気がします

教授のレッスンも…
暴言は飛んできます
手を叩かれることもあります

でもスリッパなどは飛んでこないので
まぁ…いいか…と…
そのときはこんなものかな

そんな風に感じながら
小6くらいから高校受験まで
二人の先生のレッスンを受けていました

あとからの話…わたしの友人も
同じ先生達にレッスンを受けていましたが
彼女に対しては全く態度が違ったようです

教授はレッスン中、手や腕をつねる
出来ないと泣くまで暴言が続く…

多分…彼女の方が
期待されていたのだと思います

彼女はそのまま附属、そして音大へと
教授の思う通りのコースに進みました

しかし…その後は…
ほとんど大学に行かずの生活だったらしい

私は私立の音大附属ではなく
公立の音高を受験しようと決め❣️

芸術祭に行き…
一学年に音楽と美術1クラスずつ
アットホームで自由な伸び伸びとした
そんな環境にもう惚れ込み💕

進路は自分で強い思いがあったので
もう教授とはあまり争いを起こさず
行きたい音高があるという意思を
中学2年の頃からきちんと教授に伝えて

そして受験のことは
自分で調べて準備をしました

自分の門下に入らない私に対して
…教授はだいぶ嫌味を言い続けましたが
レッスン中てきとーに聞き流して(笑)

紆余曲折ありましたが
自分の思いを貫き…
無事公立の芸術高校へ入学が決まりました✨

しかしこのあとまた…一波乱(笑)
まだまだ私の先生行脚は続くのです

学び…
『自分の意思は貫く』

…つづく

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