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「隙あらば水を」2022年1月19日の日記

喉が痛い。
むちゃくちゃ鼻声なのだが、今日はゼミの発表があり、30分程度前で喋らなければならない。水を大量摂取しながら、鼻声のまま死にそうな声で発表を終えた。


大学の合間、図書館に行く。
この前のことがあったので、今日は一階のカウンターで本の返却と貸し出しをしたのだが(いつもは二階でしている)今日は一階の係の人が少し怖めの男の人で、「こっちが返却?でこっちが貸し出し?」とちょっと高圧的だった。二階ですれば良かったと思った。多少時間がかかっても、何回「シュッ」としても、怖い人に対応されるよりはマシだ。

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お昼。

四限の授業は講義形式で、黙って席に座ってたまにスマホ見て過ごしていたのだが(自分でも不真面目な学生だなあと思ったが、不真面目な学生という事実は小学生の頃から変わっていない)近くで明らかにパソコンのカチャカチャという音が聞こえてきた。誰かがタイピングしている音だ。この講義ではパソコンを触って何か作業をすることはないので、おそらくレポートなどの違う作業を講義中にしているのだろう。
そのタイピングの音が私はめちゃくちゃ気になった。端的に言って不快だった。
私は音がたくさん聞こえてくる状態が結構苦手で、だから普段はイヤホンで音楽を流しながら外を歩いたりしている。
「音」の中でも特に苦手なのが、誰かが前で喋っているときに近くで聞こえてくるヒソヒソ声である。つまり、今この状態こそが一番苦手な状況にあたる。教室ってこういう状況が頻繁に起こるから嫌なんだよな。今も昔も私は教室が嫌い。
先生とかが前で大きな声で喋っている時に他から音が聞こえてくると当たり前だけど気が散るし、なによりその行為の不躾さが嫌だな。「周りのこと何も考えてないやん」って思う。嫌いなタイプ。

ちょっと愚痴っぽく書いてしまったので、バランスを取るために良かったことを書きます。


ベビーカーを押している女性が、ふと立ち止まってスマホを取り出して生えているザクロの実を撮っているのが良かった。
そのあと、ベビーカーに乗っている赤ちゃん
にザクロについて話しかけているのも良かった。ザクロ自体はそこまで綺麗ではなかった。少し黒く汚れていた。けれど、私は美しいと思った。
小走りで走る白髪のおばあちゃんがいて、良かった。横断歩道を小走りで走っていた。
北欧系の女性が自転車に乗っていて、良かった。ブロンド髪に朝日が輝きをもたらしていた。女性の着ている服がパタパタとはためいていて、良かった。
電車で向かいに座っている子供二人がキョロキョロしていて、良かった。隣に座っている父親が大きな荷物を持っていたから、旅行だろうか。
子供二人は、外の風景を眺めたり、電車の中を見渡したり、立ったり座ったり、足をパタパタさせたり、カバンの中を見たり、せわしなく動いていた。
車を運転している男性が笑いながら歩行者に道を譲っていたのが良かった。
一見怖そうに見える少しいかつい顔がすごく優しそうに緩んでいて、良かった。

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いつか撮った猫の写真。どちらかというと猫よりも犬の方が好きだが、野良猫と野良犬なら野良猫の方が断然好きだ。いつか、野良猫ばかりを撮る旅をしてみてもいいな。

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