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「サイゼの潜在意識」2022年12月22日の日記

朝、変な時間に起きてしまい、極度の眠気から大学を休もうかという誘惑がふと脳裏に浮かんだが、二度寝から目覚めるとその気持ちもおさまっており、いつも通り大学には行った。休みを温存することで精神のバランスを保つ。これで冬休みが終わった後の講義でいつでも休めるぜ、というね.....。


大学の構内に、それも二階に紅葉の葉が一枚入り込んでいた。
風でここまで飛んできたのか、誰かの靴や服に付いてここまで来たのかは分からないが、清掃の行き届いた廊下に紅葉が一枚ぽつりと落ちている様子には趣があった。


朝ごはんをいつもよりもたくさん食べたが、昼はいつも通りの時間帯にお腹が空いている。これじゃあ食べなくても一緒じゃないかということを思う。弁当を食べる。


3限は日本書紀の授業。
3限の授業の冒頭で、皆さんはクリスマスに予定があるかということを雑談として先生が言い出した。先生はクリスマスイブに学会の研究発表があり、素敵な予定は全くないのだという嘆きから、皆さんには友人がたくさんいるから予定が無くても大丈夫だよという話に。
私が「いや友達がいない人だっているだろ」と思っていると、「ほら、ヤマトタケルとか、スサノヲノミコトとか、そういう空想の友達がたくさんいるでしょ?」と言い出し、笑ってしまった。授業でやったけど。
近くの女子2人が「きっしょ笑」と言っていたのが面白かった。


本来なら夜にサイゼリヤに行こうという約束をしていたのだが、姉の仕事が遅くなるということで、延期に。

母親の帰りも少し遅いということで私が台所に立ったのだが、あんまり何も浮かばなかった。

とりあえず野菜炒めを作った。味覇と塩コショウで味付け。

あとはキノコと腐りかけの長芋をバターで炒め、めんつゆで味付けしたものも作った。
レシピも見ずに適当に作ってみたが、意外と美味しかった。

食べ終わった後に無意識のうちにサイゼリヤを意識していることに気付いた。サイゼリヤにありそうなメニューだ。


二品作ったところで力尽き、風呂に入っている間に母親と姉が帰ってきた。
野菜炒めも人数分無かったので、あとどうするかの話になったが、全員特に何も浮かばなかったため、適当ご飯になった。
母親が唐揚げの素で唐揚げを作り、私は白ご飯を多めに食べ、ふりかけでもう一杯行くことでおかずを他の人たちに分けた。

母親は実家を出るまで唐揚げは唐揚げの素で作るものだと思っていたという話を聞いた。祖父母は唐揚げの素でしか唐揚げを作らなかったのが原因らしい。
確かに、今日食べた唐揚げは祖父が揚げてくれる唐揚げと同じ味がした。私の家では唐揚げの素はあまり使わないから、食べた瞬間、頭の中に祖父母の家の景色がパッと浮かんだ。

母親は他にも、おでんはおでんの素、炒飯は炒飯の素でしかできないと思っていたらしく、育ちの違いの面白さを感じた。

こういう家の文化の違いとか、独自の家ルールみたいなの、めちゃくちゃ好きなので良ければ教えてください。



弟が唐揚げを4つご飯の上に乗せていたので、「か、ら、あ、げ!4!」と言った。

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