見出し画像

「布団の上で歯を磨く」2022年1月24日の日記

布団の上で歯磨きをする夢を見た。布団に座って歯磨きをしながら、「私は布団の上でも平気で歯磨きできるなあ〜。」と考えていた。夢の中で思考することって私の中では珍しいことだった。大体は行動とか現象だけを覚えているので、はっきりと思考している夢を見るのは初めてかもしれない。
布団の上で歯磨きをしていると、私の従兄弟が私の前に突然現れて、私がいつも寝ている部屋にある棚を漁りはじめた。「ここにあったような気がするねんけどなー。」といいながら、何かを探していた。私は従兄弟を見ながら歯を磨いていた。従兄弟の探し物に関しては、何も考えていなかったし、話しかけることもなかった。ただ、私は布団の上で歯を磨いているだけだった。不思議な夢だ。もう一つ夢を見た。こっちの夢は曖昧で、ディズニーのアトラクション的なやつを三人くらいでやっている夢だった。あんまり覚えてない。


今日は大学でテストがあったので、ちょっと久しぶりに大学まで行った。
ずっと体調を崩していて、ちゃんと外に出るのも久しぶりだったので、外の景色は少しだけ新鮮だった。心なしか、目がはっきりと開いているような気がする。空が青い。

駅のホームで座り込んでいる人がいた。通りがかる人は、座り込んでいる人を見ながら、大丈夫か、体調が悪いのか、足が悪いのか、という風に探るような目線をその人に向けていて、それが「おかしな人」だと分かるとすぐに目を背けていつも通りの軌道に戻った。
「おかしな人」は駅のホームに座り込むという、普通の人ならしないことをしていたから「おかしな人」になったわけだが、駅のホームに座るのが当たり前の人ばかりだったら、当たり前だが「おかしな人」ではなかったはずだ。逆に、立っている人が「おかしな人」として扱われてしまう。
駅のホームに座ってはいけない理由を考えた時に、私は真っ先に汚いだろうということを思ったが、私は別に駅のホームに座れと言われたら平気でできるし、汚いというのも、「一般的な価値観だと多くの人は汚いと思うだろう」という推測なだけで、私自信は全く汚いとは思っていない。他の理由として、通る人に迷惑がかかるだろうということを考えたが、その時間帯は人はほとんどいなかったし、明らかに邪魔な場所に座り込んではいなかった。
みんな、駅のホームに座り込まない理由を、「他の人が座り込んでいないから」というだけでその人を「おかしな人」だとして見ていたと考えると、何故か気持ち悪いなと思った。

テストも無事終わり、家に帰る。そこそこ勉強したので、そこそこの点数が取れたと思う。勉強は基本的には量と結果が比例していくから、人生に比べたら簡単だと思う。ただ、私は恵まれたことに、わりと簡単な人生の送り方をしてきたから、勉強の方が嫌いだ。決して人生が好きなわけではないけれど。
家に帰って、次の日のテストの勉強でもしようかと思ったのだが、全くやる気が出ず、昼から夕方までずっと毛布にくるまっていた。
しばらく寝て、起きたら夕方だった。
もう5時か.....と思ってぼーっとしてたら、家の窓から見えるビルに夕日がさしていて綺麗だった。私の家の窓からは少し遠くの方に大きいビルが見えるのだけれど、そこに傾きかけた太陽(=夕日)が当たっていて、その奥に見える雲も少し赤色だった。雲の下の方は薄い紫色が影のようになっていて、綺麗だった。

最近は眠れないので、眠りに入る前のムーブを今日は少し変えてみる。
いつもは眠れないのでラジオを流しながら寝落ちのような形で眠りに入ることにしているのだが、それを何気なく家族に姉に話すと、姉に「ラジオのせいで眠れんのちゃう?」と言われたので、一度他人のことを信じてみることにする。
眠る前の沈黙ってなんだか苦手だ。
現代社会において、人間はずっと情報に晒されている。常にスマホを見ているし、Twitterを確認するし、Instagramを眺める。そういうのが日常になっていて、寝る前になって急に情報から遮断され、真っ暗になり、何も聞こえなくなる。
東海道徒歩旅をするにあたっても、慣れない環境で寝る練習をしておかないとな。
.....なんか、「寝る練習」をしようとしている自分が情けなくて笑っちゃうな。自嘲。
とにかく、今日は沈黙と暗闇の中で寝ることにする。いけー!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?