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長崎の無人島に行ってきた![3日目]

朝がすごく寒かった。上着を着て寝袋に入っていてもまだ少し寒い。とは言え、いつもの無人島初日に比べたら結構寝れたほうだと思う。いつもはほとんど寝られないまま2日目を迎えるから、少しでも寝れたのは良かった。
6時くらいになって日も出てきたら活動開始。Oはまだ寝袋に入っていたので、少しだけ物資を集めて、お茶を淹れる。

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温まる。朝一番のお茶は最高だ。


Oがバームクーヘンやカステラなど凝った料理を作っている間、私は昨日の鯛のアラを使ってまた味噌汁を作ることにした。今回は野生している浜大根も使ってみようということで、収穫。

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外側は少し硬かったので、内側だけをほじるようにして鍋の中へ。

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豆も食べられるみたいなので、収穫。成長したものは硬くて食べられないらしいので、出来るだけ柔らかいものを選ぶ。

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こんな感じで具材を入れ、煮る。鯛のアラ、にんじん、玉ねぎ、浜大根の根、浜大根の豆を入れた。

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完成!

浜大根は思ったよりもちゃんと大根で美味しい。前食べた時は辛すぎて食べられなかったのだが、今回のものは辛味もなく、本当に普通の大根と変わらない美味しさだった。
浜大根の豆は、硬くて食べられないものばかりだった。ある程度厳選したつもりだったのだが、それでもやはり硬かった。その中でも、小さくてで細いやつは食べることができたが、あんまり味はしなかった。

10時くらいから暑くなってきたので、拠点での作業に入る。拠点は木の影になっているので昼間の間は拠点での作業を中心にやっていく。
とりあえず昨日骨組みを完成させたので、次は床を作っていく。
漂流物の竹をある程度均等な長さに切って、それぞれを紐で結んでいく。地味な作業だが、結構楽しい。

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2時間ほどかけて床が完成した。
床に使った竹の本数は73本だった。
0時になったので、少し休憩。休憩した後は屋根を作っていく。
おそらく屋根と同じ数だけまた竹を集めて切って、結んでいかなければならない。骨の折れる作業だが、仕方がない。

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途中経過。2時間でここまでいった。私たちがこれまで作ってきた拠点の中では一番出来がいい。

流石に疲れてきたので休憩。竹が足りなくなったので取りに行きたいが、日向に出ての作業はできるだけ避けたい。どうしたものか。

どうしようかと画策した結果、拠点周りを整地することに。ある程度整地したとはいえ、まだ斜面になっているので、斜面部分を掘って座れるくらいにする。

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少し曇ってきたので、その間に竹を集めてくる。
上手い具合に太陽が照っていない時間を見極めて行動できているので、体力の消耗が比較的少なくて済んでいる。

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その後も作業を続け、屋根が完成。なかなかいい感じだ。

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後ろから見るとこんな感じ。

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その後は日が暮れるまでに少し時間があったので、階段を作ることにした。階段を作ることによって一気に家感が増した。平地を作ったので、斜面での生活もいよいよおしまいだ。

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ハンガーも作った。明日は釣りもしつつ、拠点周りをさらに充実させていくか。

今日は結構ずっと動いていたので、長めの休憩。陰で寝転んで過ごす。
太陽が隠れるくらいになったらまた行動し始める。あらかじめ米を吸水させておいたので、その米を炊くことにした。

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米を直火で炊くのは今回で2回目だが、ものすごく上手にできた。前回も失敗しなかったから、もしかすると米を炊くのが上手いのかもしれない。

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器が無かったので、漂流物の竹を洗って器にした。サバイバルよりのキャンプといった感じがしてとてもいい。

少し硬めの米に仕上がったが、炭火っぽい風味がしてすごく美味しかった。


船長から電話で今日の夜に雨が降るかもしれないということを聞いたので、急いで雨対策をする。

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持ってきていたブルーシートを拠点の屋根に被せて、雨を凌げるようにする。
ついでに、雨水を溜める装置を作った。

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雨が落ちてくるであろう場所に縦半分に割った竹を固定し、その先にペットボトルを置く。ブルーシートを伝って落ちた雨水が竹のを伝ってペットボトルに落ちるという寸法だ。初めて作ってみたのだが、結構いい感じにできた。雨は降ってほしくないが、少し楽しみにもなってきたな。

今日は作った拠点で寝る。作った床はすごく安定しているが、多少斜めなので、寝心地はそんなに良くないかも。

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