見出し画像

「回文で終わる怪文書」2022年5月24日の日記

投稿するの忘れてた!メモ帳に書いてはいた。

電車でツムツムをしている人がいた。パズルゲームとか音ゲーをやっている人の手を見ているのが好きかもしれない。
何も喋らないで、職人技のように手を素早く動かしている。結果が出ても、常に無表情で一喜一憂するそぶりもない。
手の必死さに比べて、表情に全く表れていないのが面白いのかもしれない。

授業の中の話がなかなか面白かった。心霊写真を撮ることは可能か、というような話だ。

「カメラは光を保存する装置である。そのため、心霊写真を認めるということは、幽霊が光であるということを認めることになる。言い換えると、心霊は光を発していないといけない。それは、心霊がホタルイカやヒカリゴケのようなものであるということを認めていることになるが、それって本当に心霊と言えるのか?
他の仮説として、月のように、幽霊が光を反射しているという可能性がある。光を反射するのは物質のみであるため、幽霊が光を反射しているということは、幽霊が物質であることを認めることになる。物質があるものを心霊と呼んでいいのか?」

みたいな話だ。面白い。こういう話ばかり聞いていたいなと思う。
なんかラーメンズっぽい会話劇ができそう。

片桐「ふっふーん。」
小林「どうした?」
片桐「撮れたんだよ。」
小林「何が?」
片桐「撮れちゃったんだよなぁーこれが。」
小林「だから何が?」
片桐「心霊写真だよ。」
   (と言いながら後ろに隠してた写真をヒラヒ
   ラさせる)
小林「心霊写真?馬鹿言え、あるわけないだ  
   ろう?そんなもの。」
片桐「ふーん、じゃあ見せてあげないよ?」
小林「何だよ、見せるために持ってきたんじ  
   ゃないのかよ?」
片桐「最初から疑ってるやつには見せない  
   よ〜。」
小林「そうかよ、じゃあ別に見せなくて良い
   よ。」
   (しばらく間を置く。片桐、小林をチ   
   ラチラと見る)
片桐「やっぱ見てくれよ〜。興味を示せ   
   よ〜、興めよ〜。」
小林「お前が見せたいだけなんじゃないか
   よ!ほら、じゃあ見せてみろよ。」

みたいな流れ。

小林「いいか?カメラっていうのは光を保存
   する装置な訳だ。つまり、幽霊は光を 
   発しているということになる。
   光を発している、ということは、ホ
   タルイカみたいに幽霊が光っている 
   ということになるんだぜ?お前はピカ
   ピカ光ってる幽霊見たことあんのか  
   よ。」
片桐「ひ、光を反射してるだけかもしれない 
   だろ?」
小林「光を反射している、ということは、
   幽霊が物質であることを認めていることに
   なるな?」
片桐「むむ.....」
小林「分かったろ?心霊写真なんてものは撮
れないんだよ。」
片桐「そっかー。ホタルイカは幽霊だったん
   だ。」
小林「違うよ?」

「不透明な会話」にこんな感じのやつがあったな。


「痛い鯛いた」って回文ぽいな、と思って書き出してみたら、全然違った。

「いたいたいいた」 「たいいたいたい」

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?