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「潰れたおにぎりを握り直す瞬間」2022年5月20日の日記

昨日、星野源のオールナイトニッポンにspy familyの声優が出ていたということを知った。
弟に凄いなという話をしたら「何が凄いん?」と言っていて、あんまり凄さが分かってくれなかった。説明しようとしたのだが、私も何が凄いんだ?となってしまった。まあ、でも、凄いことだと思いますよ。

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いつも行く駅の近くの屋根の下にツバメの巣がある。毎年ここにツバメが来るのだろう、巣の周りを段ボールで囲っていて、フンが下に落ちないようにしていたのだが、今日見ると、囲っている巣とは逆側の屋根にツバメの巣ができていた。ツバメの赤ちゃんが3羽ほどいて、微笑ましい気持ちになった。

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昼に食べたおにぎり。
「潰れたおにぎりを握り直す瞬間」という言葉がパッと頭に出てきて、なんか良いなと思った。短歌にでも出来そうな言葉だ。


多くの人には、おかしな部分がある。私は自分に対してある程度正常な人間であり、社会に混じって生きていける人間であると信じているが、時に自分の抱えるおかしな部分が、外郭を、外枠を、覆うように侵食してくることがある。
どうしようもない気分に陥った時の対処法を私はまだ知らない。多分、知っている人はどうしようもない気分になったりはしないだろうから。
風呂場で、なぜか落ち込んでしまった。自分でも分からない、急激な鬱に自分でも驚いているけれど、どうしようもないからこうして記録しておく他ない。
外から聞こえる子どもの泣き声になぜだか魂を削られるような気持ちになった。隣の部屋から聞こえてくる悪口に肺の奥の方から棘のように尖った何かが出そうな気持ちになった。
頭から生えている自分の髪の毛を全て抜いてしまったらスッキリしそうな気がしたけれど、流石に言い過ぎだ。
体の膿を出すようにして文章を書いていると、時々自分でも思っていない言葉が出てくる。自分でも思ってもいない感情の昂りを感じることがある。
自分でも認識していなかった言葉が言葉として現れたとき、少しだけすっきりとする。
自分のことは自分が一番分かっているけれど、それは他者と比較した場合であって、まだ私は私のことを分かっていない。


私の日記のスタイルは、思った時にその場で書くというものなので、楽しそうにしていたかと思ったら夜には暗くなっているということが度々ある。仕方がないのでそのまま載せておくが。
所詮人生だから楽しく生きようね。

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