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「望んでいそうな回答をしてしまうどうしようもないやつ」2022年10月18日の日記

授業の中で、「あつもり」と聞いて思いつくものを出席表の裏に書いて提出するというものがあった。かなり自由なので、みんなは「あつまれどうぶつのもり」とか、「ニュースのスポーツコーナーの時に出てくるやつ」とかを書いたりしていた。
私はこういう時に相手が想定しているであろう回答をしてしまう(それしか思いつかなくなってしまう)性質がある。この「あつもりと聞いて思い浮かべるものは?」という質問も、平家物語の授業の時にされたから、敦盛のことしか思い浮かばず、そこからはみ出すことも出来ず、結局つまらない答えをしてしまった。
私は、こういう自分の性質をくだらないと思っていながら、敷かれたコミュニケーションのレールが見えると、そこから逃れられないでいる。


大学内で少しだけ作業してから帰宅。


大学からの帰り道を歩いていると、走っている何人かの中学生が私の後ろを通り抜けていった。
どうやら、学校の周りを走っているようだ。近くには先生もいて、「ラストだよ!」と大きな声で遠くにいるへばっている生徒に声をかけていた。

それを見ると、急に私が中学生だった時のことを思い出した。記憶に肩を掴まれて、グッと引き戻される感覚だ。
長距離はもはや生まれた時から苦手で、まず第一に親が二人とも短距離選手だったため、遺伝的にも致命的で、第二に根性が無く、第三に向上心が無かった。

何書こうと思っていたのか忘れてしまった。何か、過去のことについて書こうとしたのだけれど、ちょうど駅に着いたタイミングだったから、忘れてしまった。

先生は勉強を教えてくれたけど、人生のことについては全然教えてくれなかったな、とぼんやり思った。けれどそれは当たり前で、先生だって人生なんて知りやしないのだ。

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夜ご飯の手伝いの一環で作った大学いもが最高に美味しかったので写真撮っちゃった。
家で作るとべちゃっとなったり、ソースがうまく作れなかったりするが、今回のはほぼ完璧に出来た。


さっきまでチェンソーマンの2話を見ていた。なんか、ずっと重苦しい雰囲気だったのだが、パワーが入ってきてちょっと良くなった感じがする。パワーが出てくる前は単調な感じもあったが、かなり物語にメリハリが生まれてきそう。

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