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「寝る前に思い出すのだけはやめてくれ」2022年10月20日の日記

今完全に寝る体制だったのだが、電気を消した瞬間に日記のことを思い出したので、思い出した自分を褒めつつ、どこかめんどくさいと思いつつも書いている。今日はわりと合間の時間に書いていたからそれを載せつつ。

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この本を読見終えた。確か芥川賞取っていたな。大学の図書館はこういう作品がすぐに読めるので良い。

文章自体は簡単だったし読みやすかった。食事とかご飯に対する視点が面白く、なかなか捻くれていそうな作家だ。

手作りのお菓子を食べる時のマナー。大きな声を出しながら食べること。感動の演技を見せつけること。食べ始めの口で「おいしい」とまず言い、半分ほど食べ たところで「えーこのソースってどうやって作ってるんですか」と興味のないこと 聞き、全て食べ終えたら「あーっおいしかった! ごちそうさま」と殊更に満足げに聞こえるよう宣言しなければいけない。

こういう描写があり、好き。こういった普遍的なことを普遍的でなく書けるのは凄い。
「当たり前」の感覚をそうでなく書く人の小説は総じて好きになる傾向がある。




大学内のみんながよく通る道で、アメフトだかラグビーだかの勧誘をしていた。
がっしりとした男がチラシを配っていて、私は勧誘されるのが(というか、知らない人に話しかけられるのが)すんごい嫌なので、すんごい嫌そうな顔をしながら歩いてみたら、話しかけられなかった。良かった、とすんごい嫌そうな顔のまま思った。

がっしりとした男性が怖いという女性の意見があるが、私も全く同じことを思うので、あながち過激すぎる意見というわけでもないのだなと思う。

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昼休みの時間、友人が急に「広島のカープ好き?」と聞いてきたので、「野球は全然興味ないな」と答えたところ、「広島に行っていたお土産で、カープの柄が印刷されたクッキーをあげようと思っていた」と言われたので、慌てて「カープには興味がないが、クッキーのことは大好きなので」と言ってクッキーを貰った。おいしい。



自己PR作成の講座みたいなものが大学であったので、行ってみた。5人しかいなかったので、グループワークなどもしつつ、どのように自己PR書いていったらいいか、みたいなのを教えてもらった。

なかなか勉強になったが、やはりこういうのを馬鹿にする自分との戦いという感じはあったな。いかに純粋になって真剣に考えられるかというのが勝負で、ゴリゴリと精神を削られるような感覚だった。
私は何か努力して頑張ったみたいな経験が少ないし、というか、楽しいことをやってるだけでいいじゃん!みたいに思っているので、「努力したこと」という質問に弱い。
「努力なんてしなくてもいい」というのを根底に持っているし、私が努力していないことだと思っていても、他者から見ればそれは努力だと言われる部分があるから、結局そこのすり合わせをしていく作業なのかなと勝手に思っている。
今後、就職活動というものを進めていくにあたり、自分との葛藤みたいなものは徐々に無くなり、私もその他大勢の他者達の中に飲み込まれていくのだろう。そして、それは良い傾向だと言える。しかし、そうなる前の自分の気持ちというものを忘れてはいけないよなと同時に思う。


その後、1時間ほどパソコンで作業をしてから帰宅。家に着いたのは7時くらいだった、木曜日は4時くらいに帰っているから、いつもより3時間も遅い帰宅となった。


帰ってきて、祖母が呼んでいたらしいと母親に教えてもらったので、下の階に住んでいる祖母のところへ行った。
どうやら、祖母は新しい500円を初めて手にしたらしく、持っていなかったらあげるよ、とのことだった。
私はずいぶん前に手にしたことがあるが、普通に500円は欲しいので、もらった。誰かのために使う500円にしよう。

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猛烈に眠かったが、そこから風呂に入って母親と交代し、ロコモコとコンソメスープの作りかけを完成させた。姉の帰宅も遅かったし、弟は右腕を怪我しているから、手伝える人間が私しかいないのは辛い。
ケチャップをこぼしてしまうハプニングや、頭が働いていないせいで、空のフライパンを熱してしまっていたというハプニングもあったが、無事完成させた。


それから少し寝て、起きて、軽くゲームして、ゴールデンカムイを見ていたらこの時間。


こんなにも眠いのに、こんなにたくさん書いた私を誰か褒めてはくれないか。えらいえらいと言ってはくれぬか。......眠い。

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