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「後楽園と岡山城と駄菓子」2022年11月3日の日記

家族全員で岡山まで出かけた。ずっと行こうと言っていた後楽園にようやく予定が会い、行くことにした。

朝は皆んなでドタバタと支度をした。
私は朝の準備はあまりないので(化粧もしないし、服も適当だし、朝ごはんも食べないし、髪もセットしない)母親の代わりに洗濯物を干していたら、みんなはその間に準備を終わらせていたようで、結局みんなを待たせることになってしまった。私が準備しているところを見ながら、冗談で急かしてくる家族たちにやいやい言いながら、準備を済まして出発。

車の中では色々と話をしたのだが、その中で、紅葉はなぜ起こるのかという話をした。
山を見ると、すでに紅葉は始まっているのだが、山の場所によって紅葉している部分とまだ青々としている部分があり、その差は何なのかというので色々と話した。
山の上の方が紅葉している部分が多いという意見は一致しており、そこから私は紅葉は日光の当たり具合で変わってくるのではないかという説を立てた。山の上の部分がより紅葉しているのは、日光が当たりやすいからではないかという説だ。一方で父親は気温によって変わるという説を立てた。
結局父親の説が正しかったわけだが、途中で父親が「日光が当たった方が気温が高くなるから日光も関係している」と言い出し、どっちでも正解できるように意見を変えたのが面白かった。ずるいぞ!と指摘すると、「そんなつもりはなかった」とのこと。

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2時間ほど車に乗り、到着。

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まずは後楽園に行く。
池が綺麗で、小川が至る所に流れている。

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水車などもあって、かなり雰囲気が良い。

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誰かが鯉に餌をあげており、鯉が大量に集まっていた。どの鯉も色が綺麗で集まっていても気持ち悪さが無く、自分の手柄のように写真を撮った。

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良き。

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橋を渡って駅の方に向かっていると、どこからか吹奏楽の音が聞こえてきて、音を辿ると橋の下でフルートとオーボエとユーフォニアムを吹いている3人がいて、素敵すぎて写真を撮った。

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猫もいた。「猫がいた!」と兄が言った瞬間に弟と私が鋭敏に反応し、カメラをスチャッと構えて撮った。警戒心強めの猫だった。

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少し後楽園から離れてウロウロした後、油そばの店に入って油そばを食べた。

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かなり狭い店で、6人で入ると席の半分くらいが埋まる感じだったが、味は美味しかった。
弟が置いてあったマヨネーズをかけて味変していたので、私もやってみたが、完全に焼きそばの味になったので2人で顔を見合わせて笑った。

昼ご飯も食べ、岡山城へ。

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岡山城の内部は完全に博物館のようになっており、当時の雰囲気が残っている感じではなかった。後から聞くと、父親と母親は残念と思っていたそうなのだけど、私とか兄は色々展示してるし勉強にもなるな、としか思っていなかった。

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腰が相変わらず悪く、そもそも中に入るのに並んだこともあって疲れが溜まっており、字とかはそこまで詳しく読まずに進んだ。
シアタールームもあり、映像はちゃんと見て、結構詳しくなった。

城を出た後は、休憩をしながらアイスを食べる。

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弟と恋人同士が撮るような写真を撮った。抹茶アイスと梅ジャムアイスで、どちらも美味しかった。

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帰り道にさつまいもオレを飲んだ。決して不味くはなかったが、他のジュースたちを押しのけて買うほどには至らず、そもそも珍しいから、もう買うことはないだろう。

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しばらく車に乗り、日本一の駄菓子屋に来た。来るのは2回目だったが、駄菓子は好きだし、駄菓子屋の雰囲気も好きなので、楽しかった。

お菓子を持った子どもの写真が一枚ずつ壁に貼ってあって、ある女の子だけ三枚も貼ってあったので、「可愛いからこの人だけ三枚もあるぞ」とふざけて言っていたら、その子はAKBの人で、本当に可愛いから三枚も貼ってあったのだと分かって笑った。

色々と駄菓子を見たが、やはり子供の頃に行った駄菓子屋のワクワク感はもう無くなりつつあるなというのを感じた。

子供の頃、広島の祖母の家に行く時、ひとり何百円か渡されて、兄弟四人で駄菓子屋に行く。そこで駄菓子を選ぶ時間が好きだった。
50円払って大きめのお菓子を一つ買うのも良いし、10円のお菓子をたくさん買うのも良い。いくつか入っているものを買って、弟や兄や姉と交換しても良い。
たった何百円のためにうんうんと悩む。
悩みに悩んだ末に買った駄菓子たちは、自分の中のベストメンバーであり、それらは光り輝いて見えた。
そして、車の中でどれから食べようと考えたり、これは家に帰るまで取っておこうと我慢したり、チョコは溶けるかもしれないから早めに食べておこうと考えたりする時間が楽しかったのを覚えている。

そんなワクワク感はもう薄れてきているな、と思い、時の流れというのを強く実感した。
なんか、駄菓子の思い出は結構濃くあるので、別の記事としても書けそうな感じだ。暇になったら書いてみようかな。

そんなわけで私は500円分くらい駄菓子を買った。

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ココアシガレットのアイスがあったので買ってみた。ココアシガレットは私も兄もかなり好きなお菓子で、高校生の時には、よく煙草みたいに咥えながら勉強していた。
黄色い部分はバナナの味だったので、最初食べた時は「チョコバナナじゃん」と思ったのだが、後味が完全にココアシガレットだったので笑っちゃった。

帰りの車は寝たり、音楽を流したり、お菓子食べたりして過ごした。色々話したけど、割とどうでもいい会話だったから覚えてない。家族でいる時は脊髄で会話をするからあんまり覚えてないことが多い。

7時くらいに家に着き、夜ご飯に焼きそばを食べた。そういえば昼にも麺類を食べたねという話と、マヨネーズをかけたら焼きそばの味になったから実質また焼きそばだなという話をした。


今日は長めの日記だ。写真も載せつつ、頑張って書いた。

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