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「馬鹿はチャリ漕いでればいい」2022年6月22日の日記

朝は災難だった。
父親が2日前に検査入院して、今日退院だったらしいのだが、父親がお金を持っていないとのことで、病院まで私が自転車で持っていかなければいけないハメになった。
母親は朝から外出していたので、家には私しかおらず、病院まで行ってきた。
片道25分の道のりくらいの道を汗だくで往復して流石に参ってしまった。
というのも、父親は母親から退院する日は家にいないというのを聞かされていたらしく、前々からいくらでも対応できたのに、していなかったのだ。
私はそういう様々な事情を知らず、よく分からないまましんどい思いをした。そこに私の不満がある。事情があって仕方なく私が動くのは理解できるが、何も分からないままただお金を渡しにいくだけというのはなんなんだ。

帰りながら、見えない障害について考えていた。父親が変わった人であるのは昔からそうだが、もしそれが何か発達障害的なものが原因だったら私の対応は冷たすぎるのかもしれないということ。
私の父親はかなり軽度の発達障害である可能性があると勝手に思っている。診断項目を見る限り、当てはまっていることも微妙にある。もし、今父親が病院で発達障害の診断を受けたとしたら、私は父親に対する態度を変えるべきだろうか。


軽度の発達障害がある人がいたとして、その人自身は自分に障害があるなんて気が付かない程度だったとしたら、それは周りからしたらその人の性質だと捉えられてしまう。

10人に1人が何らかの障害を抱えていると聞いたことがあるが、実際に明らかになるのはその中でも状態の酷い何人かだけだ。
ほとんどの人はそれを性格として捉えられることになる。側から見て、その人が発達障害かその人の性格なのか分からない。
障害といってもグラデーションがあるが、周りにも明らかである場合よりも、グレーゾーンにいる人の方が見方によっては辛い思いをするのかもしれないな。その人には生きづらさだけが残るのだから。


こういう事態は人間関係の根幹を揺るがしてしまうんじゃないかと今日思った。
難しく考えすぎか。あんまり気にしないでください。思ってることをちゃんと文章にできていないな。くそ〜。


ぴゅ〜。

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すぐに大学に行かなければならなかったので、お昼をサッと食べて向かう。
本当はお昼に気合入れてポトフ作ろうと思っていたのだがね。

今日のゼミも良かった。
今回は有馬頼義の「分身」という小説。
今回もそこまで読み込まずに行ったのだが、ゼミの中でも色々な発見があって面白かった。

捕虜(正確には違うけど)を殺すという戦争犯罪を犯した「私」はそれ以降、自分への残虐性への疑いを持つようになる。
果たして自分は本当に善人なのか、本当は残虐性を持った人間なんじゃないのかという疑念が人を殺したことによって芽生えてくる。
幼い頃に好奇心で金魚を解剖した、みたいな回想もいい役割を果たしている。
そして、そんな「私」に子供ができる。
もし「私」が残虐的な人間だったとしたら、子供にも残虐的な「私」の血が流れていることになる。
そういった意味での「分身」というタイトルがよくできているなと思った。
また、この小説は戦争文学の中でも加害者目線で描かれている。日本の戦争文学は、被害者目線で描かれることが多い(「ちいちゃんの影送り」、「蛍の墓」など)。
これは、自分が加害者であるという意識をはっきりと持っていて、そこの苦悩が描かれている。


家に帰ると、父親が帰ってきていた。クーラーを付けていたので、母親に怒られなければ良いが....と思って、違う部屋で過ごす。

違う部屋から移動して、しばらくクーラーの効いた部屋にいた後にその部屋を出ると、一気に暖かい空気が押し寄せてくる感覚がある。元々いた部屋がやけに暑く感じてきて、その部屋にいたこと自体が不思議に思えてくる。
人によって夏を感じる瞬間は各々あると思うけど、私にとって、クーラーの効いた部屋から出た時のむわっとした感覚は割と上位の方に入っている。今日初めて夏を肌で感じた。


友人から猫がいると言われたので走って向かう。

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無事猫を目視。家の敷地内にいたので、触ることはできなかった。いや、目いっぱい手を伸ばせば触ることはできたのだが、流石に人様の家の猫にするのも.....と思ってやめておいた。

こういう楽しみは非常に健康的だと私は思う。童心を忘れた瞬間、人は老いていく。
人は子どもっぽいことをすることでしか老いからは逃れられないのだ。



「理系が恋に落ちたので証明してみた。」の12話を見た。
前回から急に豹変した式城がスタンガンも持ってて、奏を拘束して拉致して暴力振るっていて、「えっ、普通に事件じゃん.....」って思った。
というか、こんな話だっけ?と思って見ていた。途中で、雪村が仕組んだ?と思ったのだが、普通に頭のおかしい人間だった。
過剰なシリアス展開はあんまり好きじゃないのだが、変にコメディー要素が入ってきて、急に壊れて変なアニメになったな。もともとシリアス展開を誤魔化すようなコメディーを入れることはあったんだけど、ここまでシリアスが強いと流石に不自然だ。
パトカー4台も来てたぞ!!

終わり方はかなり良かった。次への期待感が高まるような感じ。奏が一気に三角関係を作り始めて、また新しい物語の展開。

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バナナを潰して凍らして食べたら美味しいのではないかという試み。
手でギュッとバナナを潰してみると、バナナが二層に分かれていることに気がついた。中心部分に棒状のコアがあって、線が一本通っているのが分かる。この部分に種がついていて、それを囲むように果肉が構成されている。

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お前.....

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コーラ味じゃないのかよ!!
赤い飴はコーラ味であれ!!


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