見出し画像

「時間の流れの差による老化」2022年4月3日の日記

今日の午前中にやっと教科書購入を終わらせた。書くほど大したことでもないのだが、私としてはやったぞ!という感じなので書いている。2冊しかいらなかった。文学部はもっと教科書とかを買う授業が多いのかと思っていたが、全然そうじゃないんだよな。一回生の時からあんまり教科書をたくさん買っていないので、助かっている。教科書を買うような授業はあんまり面白くないことも多いんだよな。

あとは定期を買いに行くついでに図書館にも寄った。8冊くらい借りた。本を大量に読みたい気分だったので、簡単に読めるような本を何冊も借りた。本を借りるのってそれだけで達成感あって気持ちいいよな。分かる人いる?これだけの本を読むんだという決意がすでに心地良い感じがする。


昨日父方の祖母が家に帰ってきたということを書いた。昨日は書いてなかったけど、私の家は玄関やトイレ、風呂などは完全に分かれているタイプの二世帯だ。普通の二世帯じゃなくて、完全に別居タイプの二世帯はなかなか珍しいんじゃないか。普段は一緒に生活してるわけではないので、そこまで頻繁に話すという訳でもないのだが、入院後ということもあって祖母とも色々話した。

まだ足元がふらつくというので、今日の夕方頃に祖母の付き添いという形で近くのスーパーまで行った。
徒歩3分くらいの距離にあるスーパーだが、祖母の足は私に比べて遥かに遅かった。
祖母の足取りに合わせて歩いていると、不思議と子供の頃の自分を思い出した。私が小さい時はこのスーパーでさえ少し遠く離れた場所だったし、街の中に知らない場所がたくさんあった。少し家を出れば冒険が待っていて、一日中街を歩くだけで楽しかった。大人になるにつれて行動範囲が広くなって、自分が住んでいた街のことなんて気にもとめなくなる。そして、老いが進むたびにまた行動範囲が小さくなっていって、自分の住んでいる街を再認識するようになる。そういう構図はなんとなく美しいと思った。
スーパーで買い物をしながら、祖母は私の祖父の話(つまりは自分の夫の話)を少しした。祖父は私が1歳くらいの時に亡くなっており、祖父のことはほとんど知らない。こうして祖母の口から祖父のことを聞くのは初めてのことだった。祖父は納豆が好きだったらしく、納豆は安い上に栄養価が高くて良いとよく言っていたらしい。一度祖母が納豆を買いに行った時に、間違えて甘納豆を買ってしまったというエピソードを楽しそうに話す祖母を見て、私は少し泣きそうになった。

画像1

祖母の買い物に付き合ったお礼として、祖母が色々買ってくれた。
祖母が入院している間、冷蔵庫に食パンがずっと(祖母曰く3ヶ月らしい)入っていたらしいが、まだ腐っていなかったらしいので試しに私も一斤もらって食べた。腐っていたら大体味で分かるが、普通の食パンの味がして美味しかったので完食した。逆に普通の味すぎて怖かったが、今のところ何ともない。



母親がAmazon primeでずっとアニメ版のコナンを見ていた。私もリビングに行くたびに見て、こういう話あったな、こいつが犯人だったなということを思い出しては楽しんでいた。兄がリビングに来て、「コナンで遺体が見つかる最速の時間はどれくらいなんだろう」と言った。私はそれに対して「コナンRTAやん」という適当なことを言ったのだが、兄も笑っていたので良かった。適当なニュアンスがちゃんと笑いとして伝わるのは嬉しいことですね。


夜は図書館で借りていた本を読んでいた。
「出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと」というエッセイを読んだ。
出会い系サイトで出会った人との思い出とか会話とかが面白く書かれていて、読んでいて楽しい。私はあんまりできないことだなと思いながら読んでいた。
実際、私自身知らない人と話すのは嫌いじゃなかったりする。すごく疲れてしまうというのはあるけれど、決して嫌いじゃないなと思う。ただ、それを行動に移せるほどパワフルにはできていないなぁと思う。だから、こうしてインターネットに日記を毎日投稿するという、中途半端なことをしているのかもしれないと思った。一方的にこっちが書いて、それを読んでくれる人がいる(かもしれない)くらいの距離感がちょうどいいのかもしれないし、たまにフォローをしてもらえたり、コメントをしてくれたりして、その人距離がグッと縮まる瞬間がすごく楽しいなと思える。そういう距離感がちょうどいいのかもしれないな。

この日記を書く前に進撃の巨人の12話を見たので早速感想。
ちなみにネタバレありなので気をつけて!!

いやー.....すごいね。私は原作も全部読んでいて展開も分かっているので、宴のシーンも全然楽しく見れなかったし、むしろあの場面で楽しそうに笑っているミカサやアルミンを見て泣きそうになった。精一杯生きている人たちの中に入って、一緒に酒を飲んで、ワイワイと騒いで楽しんだ人たちを踏み潰す未来がみえているエレンの気持ちになったら本当に胸が苦しくなる。
完結編は来年らしいが、あと一年なんて待てないよう。全部アニメでやるみたいだから、そこは楽しみだな。変に映画化せずにちゃんとアニメで描いてくれるのは良かった。


今日はたくさん書けた!眠い!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?