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「ノスタル爺」2022年2月17日の日記

近所に住んでいた犬はいつの間にか見なくなった。通りがかるたび、いつも私たちに吠えていたあの犬だ。撫でてやると、嬉しそうに尻尾を振ってペロペロと手を舐めてきたことを覚えている。顎の辺りを撫でてやると、特に嬉しそうにしていた。
その飼い主であったおじいさんもいつの間にか見なくなった。入院したらしいと母親が一度言っていたきり、その人の話はしなくなっていった。いつも挨拶していた人だ。挨拶すると、いつも笑顔で返してくれたことを覚えている。顎の辺りを撫でてやると、特に嬉しそうにしていた。

最後にふざけてしまった。最初はノスタルジーを感じて書いていたが、「ノスタル爺」という言葉が急に頭の中に現れてから、ふざけたことしか思い浮かばなくなった。

昼飯を作って食べる。玉ねぎが今高いらしいので、控える。代わりにじゃがいもを使ってみる。じゃがいもも今高いのか?まあいいや。

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豚バラと千切りにしたじゃがいもを炒め、ニンニクを少しだけ入れて焼肉のタレで味付けをした。

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美味いな。栄養のことは全く考えていない。美味しく食べられたらそれでいい。

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燃え殻の「これはただの夏」という本を読み終えた。三日くらいでサクッと読めた。この人の作品は他にも結構読んでいて(多分全部読んでる?)、光る一文があって好き。この文章いいなぁ!っていうのが結構あった。物語としては村上春樹感があるような気がした。

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絵を描いた。こういう抽象的な絵は絵の下手さが紛れるので好きだ。もっと絵が上手くなりたい。模写は割と得意な方なのだが、自分で構図を考えて描くのは苦手だ。苦手というよりは、これまでほとんどしていなかったから、能力がまだ出せていない。

夜に散歩。昨日よりも夜が深い時間に散歩に行ったので、山には行かなかった。家の周りを歩く。

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川沿いをぷらぷらと歩いた。川の音が絶えず聞こえてきて、気分が落ち着いた。一日中家の中にいて、誰かと共にいると、息苦しくなるので、意識的に一人の時間を作っている。

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