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「愉快犯(蚊)」2022年6月26日の日記

昨日の夜に蚊が部屋に発生して、1時間近く痒みで眠れなかった。羽音も聞こえなかったし、蚊の気配は無かったのだが、いつのまにか噛まれていた。半覚醒みたいな状態でしばらく痒みを感じてぼりぼりと皮膚を傷つけてから完全に目を覚まして、薬を塗った。
数えたところ7箇所くらい噛まれていて、それも物凄い痒みだ。
薬を往復して何回も塗って眠ったので、起きた時には晴れも痒みも無くなっていた。



今日も何もしてないな。ファミレスでも行って本でも読もうかと思っていたが、それもせず、基本的にずっと家にいた。

これめちゃくちゃ面白かったなあ。

大学の課題とかゼミの発表の準備をダラダラ進めているが、なかなかスムーズに進まない。ゼミ発表は悩ましい部分が何個かあって、相談しようと思うのだが、一緒の人たちは私ほど熱心にやっていない感じなので、結局私1人でやりそう。

みんなでやらないといけない嫌さって、班で何かをするたびに意識する。正直、グループでするメリットよりもデメリットを感じたことの方が多い。特に中学、高校時代なんかは、班の評価が自分の評価に繋がる部分があるから、自分の思うように進まないと心の中で毒づくことも多かった。自分がどれだけ頑張っても評価は班としての評価になるから、自分が頑張るメリットも感じなかったりする。
評価されることを意識するとこういうことをずっと考えてしまうのだけど、大学はそこまで評価を気にすることもないので、あんまり評価とかに関する不満はない。ただ、もうちょっと協力的なら嬉しいなと思うだけだ。それも、能力的なところがあるから仕方ないと思える。


夜ご飯は姉と2人で作った。私はレタスとトマトとクリームチーズのサラダを作った。青じそドレッシングをかけて食べると美味しい。


夜、姉と近くのコンビニまで歩いて行った。姉は税金の支払い、私はお金をチャージするため。
姉が買ってくれたアイスの実を食べながらぶらぶらと帰った。仲が良いことよ。
姉とは2人でUSJに行くくらい仲が良い。兄弟4人とも仲が良いのは恵まれているなあとつくづく思う。4人いれば誰か1人くらい気の合わない人もいそうだけど、全然そんなことない。

少し前に書いた文章。単独記事にしては短いので、こちらにあげておく。

ゴールデンウィークが明けてしばらくした頃、彼女は整形して、えくぼを消した。コンプレックスだったらしい。手術をしたらしいが、完璧にえくぼを無くすことは不可能なのだと彼女は微笑みながら言った。僕は彼女のえくぼがあった部分を見つめた。まだかすかに残っているえくぼを見つめながら、素敵だったのにと僕が言うと、ごめんね、と彼女が言った。テレビのニュースでは、梅雨が訪れたことを告げていた。
明け方、夕暮れ時、深夜3時半。感情を揺さぶられる時間だけ僕は彼女のことを思う。その時にだけ、僕には彼女が必要なんだと思う。カップラーメンの汁を排水口に流し込みながら、汚いシンクを覗き込みながら、僕は何かを呟いていた。ガチャリと玄関の開く音がして、僕はゆっくりと振り返った。痩せ細った僕の顔を見ながら、彼女のえくぼは笑った。

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