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「あの景色は、PKを蹴った者にしか分からない」2022年12月5日の日記

午前中は大学。

昨日は少しだけ遅めに寝たので、いつもより15分遅く起きて、結構ギリギリになってしまった。無意識に目覚ましを止めていたので、少し危なかった。

授業は私の発表する番がようやく回ってきてなんとかクリア。特に何の問題もなくスラスラ進んだ。

本の感想を書いた。

田中慎弥の「完全犯罪の恋」も今日読み終わったので、軽く感想書くかも。


そろそろ1年も終わりが見えてきた。
まだ学生なので、どうしても4月が1年の始まり感があり、大晦日などの1年の終わりにイマイチ乗り切れない感覚があったのだが、そろそろ1年の境目を1月に設定する時が来たのかもしれないと思い、1年の振り返りとかを1月にやってしまおうということで色々と準備している。
今のところ、「1年間で読んだ本の中で良かった本」「1年間で作った短歌の解説」「1年間で書いた日記の中で気に入った部分」などを総括として書いてみようかなと考えている。


少しずつ冬が近づいていて、日が沈むのが早くなった。暗い部屋に1人でいると、どうしても不安が襲ってくる。なんとなく、夏よりも冬の方が自殺者とか鬱病の人が増える気がする。私がそんな気分になるから。



キッチンで火事が起きかけ、焦った。どうやら、コンロの火をかけているときに間違えてグリルのスイッチも入ってしまっていたようで、グリルの中が猛烈に燃えていた。慌ててスイッチを消し、グリルを開けてみると、ボワッと火が上がった。さらに慌ててグリルを戻し、密閉状態にして火が収まるのを待った。

コンロには父親が立っていたので、おそらく父親のミスなのだと思うが、父親は今回のミスだけじゃなく、コンロの火を付けっぱなしにすることがままあり、怖い。

この前も、少しの間コンロの火を付けっぱなしにしていたせいで、母親の服に移りそうになっていたし。
コンロの方は時間が経てば消えるような設定になっているが、グリルの方は消えないのかもしれないということで、グリルの方の警戒を強める必要がある。


日本対クロアチアの試合を見た。

熱かった。ひたすらに熱い試合だったと思う。

最後はPK戦にもつれ込んだが、経験の差がモロに出ていた形だった。

PK戦の時の異様な空気感と緊張感は、実際にピッチに立っていた身としては痛いほどよく分かる。蹴る位置に立った時の、フワフワと浮いているような感じ、緊張で震える足、飛び出しそうなほど激しく動く心臓の鼓動をよく覚えている。

実際にPKを蹴る位置に立ってみると、驚くほどゴールは小さく見える。どこに蹴っても止められてしまうんじゃないか、そういった思いがよぎれば、一気に普段通りのプレーからはかけ離れていく。あれは本当にメンタルと運の勝負で、一蹴りで、全てが変わってしまう、本当に残酷なシステムだ。

私自身、中・高と大事な試合でPKを外した経験があり、その後しばらくは恐ろしくてPKを蹴ることができなくなったくらいだったから、外した選手の気持ちを考えると私まで胸が痛くなった。
多少なりとも気持ちが分かるからこそ、テレビ越しで見る選手たちの顔をなかなか直視出来なかったし、しばらく私まで呆然としていた。


ワールドカップが始まる前まではドイツ、スペインに勝てるとは思っていなかったし、クロアチアに関しても、全然通用しないなんてことはなく、むしろ実力でも引けを取らないほどの試合をしていた。凄いことだ。

多くの人にとって、この日は忘れられない夜になったんじゃないかと思う。こんなに熱中したのは久しぶりだった。一言、ありがとうと言いたい。

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