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九州旅行4日目。

よく眠れた。あまり眠れない2日間を経て、さらに酒を入れないとぐっすり眠ることができないという間抜けさ。でも、寝なくても体のコンディションがあまり変わらないという強さはある気がする。

眠れたのだが、クーラーで喉をやられてしまい、一日中喉が痛いままだった。


朝ご飯はパン屋に行くことになった。Hはパン屋も好きみたいで、気が合うな。

カフェとパン屋が繋がっている感じでいい雰囲気だった。

新宮港に到着。券売機でチケットを購入し、乗船。

乗船する道中で早速猫に遭遇した。人慣れしているのか、全然逃げない。

船で買ったパンを食べる。クロワッサンが特に美味しかったな。


相島に到着し、船を降りた瞬間にたくさんの猫が辺りをうろついていた。先に船から降りた観光客が近くの猫を順番に撫でていく。少し歩くと、まだ誰にも触られていない猫を発見。

この猫は他の猫に比べると少し毛並みが悪く、Hによると他の人にあまり撫でられていないからだそうだ。撫でても全然嫌がらないので撫でていると、毛が次々に抜けていく。
撫でていたらどんどんと毛並みが良くなったので驚いた。飼い猫とかはよく撫でられているから毛並みが良いんだな。

私は猫が好きというのももちろんあるけど、猫になりたいという欲求があり、それを満たすために猫に近づいている。私は飼い猫よりも野良猫になりたいので、野良猫ばかりを追い求めている。

この島の猫は近づいても全然逃げない。これだけ逃げない猫がたくさんいるのは珍しくて、六島に行った時ですら港から少し離れたところにいる猫はすぐに逃げてしまったのに。

この猫は目があまり見えていないようで、細かい隙間に挟まった餌とかを拾ってあげたら手の上から食べてくれた。嬉しい.....。

この猫は可愛いリボンをつけていた。近くの家の人に飼われているんだろう。近づくと、猫の方からも近づいてきて、膝に頭をぶつけてきた。友好の証だろうか。

券売機を買うところにも猫が集まっていた。クーラーが効いてるから涼しいんだろうな。

出たそうにしてたので自動ドアを押してあげたら出て行った。私が戻ると猫も付いてきて、また室内に戻ってきた。可愛いやつめ、どうしたいんだ。


Mが少ししんどそうにしていたので、待合室で休憩することにした。私も少し休憩し、体力が回復したので、港から20分くらい歩いた先にある積石塚古墳に行くことにした。

猫がいたので、戯れる。この猫は人一倍人懐っこく、手に猛烈なアタックをかけてきた。撫でていた手をとめると、もっと撫でて欲しそうに手にぶつかってくるから面白い。

一度猫から離れて、本来の目的地である積石塚古墳を見る。
パッと見た限りではただ石が積み上がっているだけといった感じなのだが、どうやら結構貴重な積石塚古墳らしい。説明書きを見ると少しだけ面白みが増した。

帰り道にもう一度さっきの場所に行ってみると、待ってましたと言わんばかりに近づいてきて、また腕やら手に頭をぶつけてきた。その勢いが凄すぎて笑っちゃった。
これは可愛すぎてもう戻れないかもしれないと思いながらしばらくその猫と遊び、港付近に戻った。持って帰りたかったな。

動画も色々と撮ったのであげておきます。

全部載せきれないほど写真を撮った。多分見た猫の数は余裕で20匹を超えていたと思う。島には約150匹の猫が生息しているそうだが、それも頷けるほどたくさんの猫を見た。それくらいたくさんいたし、どの猫も本当に人慣れしていて逃げなかった。猫好きの人にはかなりおすすめできる場所だった。

船で戻り、港近くの店でうどんを食べる。

美味い。ゴボ天ってこんなに美味しいのか。ゴボ天のことをこれまで舐めていたな。

その後は車をしばらく走らせて、びっくり市というところに行った。

ここは大きい市場ということで、ありとあらゆるものが揃っていた。野菜、魚、肉などのスーパー的な場所もあったし、焼き鳥や唐揚げなどが屋台形式で売っている場所もあったし、お土産が売っている場所もあった。

昼を食べた後だったので、焼き鳥とりんご飴を買って食べた。


少しゆっくりして、帰りの港へ。

一度使うとすっかり慣れてしまって、特に散策をすることもなく、すぐにベッドに寝転んだ。


今回の旅は、登山もありつつ観光もありつつといった感じで盛りだくさんだった。ただ、要所要所でゆっくりする時間もちゃんとあって、個人行動をする時間もあって、かなりバランスの良い旅ができた気がする。2人の良いところも見えて、有意義な旅だった。

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