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「フェスを無限にやっていると時が過ぎた」2022年9月24日の日記

これを昨日の深夜に見て爆笑した。深夜テンションの面白さかと思って今日の朝も見てみたが、やっぱり面白いな。
笑いの波長が一番合う弟に見せてみたら、そこまで面白くないと言っていて残念。めちゃくちゃ面白いのに。


今日からスプラトゥーン3のフェスがあるということで、ずっとゲームをやっていた。基本的にはナワバリなので、あんまりキリがなくできてしまう。


ゲームの合間に少しだけ本を読んだ。世界史関係の本。
私は高校生の時日本史選択だったので、世界史はそこまで詳しくは知らず、知識がない。ある程度知っておいた方がいいかなと思い始めたので、今超入門編の本を読んでいる。今のところ結構面白い。

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昼にチャーハンを食べた。いつもは味覇を使って味付けしているが、今日は家にチャーハンの素みたいなものがあったので、それを入れてみた。味付けはそれだけで十分なので楽だ。ニンニクが結構効いていて美味しい。

そんでもってずっとゲームしてたから特に書くことないな。家からも出てないし。
何も書くことがないので、昔書いた文章を載せておく。



 彼女は地面から適当な石を選ぶと、低い姿勢から横投げをするようにして海面に投げた。水はわずかに弧を描きながら海面に当たり、二回の水しぶきを作った。水面がわずかに爆ぜたあと、石は沈んでいった。水面が揺れて、中心から徐々に広がっていった。
 また、静寂が訪れた。僕から彼女に喋りかけることはほとんど無かったから、彼女が沈黙したのだと僕は思った。
 僕は、無数に落ちている石の中から出来るだけ平らで、手に収まるほどの大きさの石を探した。そして、彼女よりも勢いよく、より低姿勢を保ったままで、手首を捻りながら海面に投げた。
 僕の投げた石は大きく七回ほど跳ねたあと、細かく二、三回跳ねて姿を消した。
 「手首のスナップが大事なんやで」僕は自慢げに彼女に言った。僕が彼女にしてあげられることといえば、これを教えることなのかもしれないと冗談じゃなく思った。
 僕はもう一つの石を彼女に渡すと、「もう一回やってみぃ」と言って彼女に投げさせた。彼女のフォームは少しだけ改善したように思えたが、もともとの筋力やセンスに差があるような気がして、これでは五回が限度だなと思った。
 彼女は石を投げる時も、投げ終わった後も黙ったままだった。
 僕は静寂が恐ろしくなって、石を探すフリをして、じゃらじゃらと石をかき混ぜた。その後、手頃な石を見つけると勢いよくそれを海面に投げた。今度は八回跳ねた後、勢いよく沈んだ。
 しばらくそのようにしていると、汗ばんでいて、腕が引きつるほどに疲れていた。
 彼女は僕の背中に向かって、「もう帰ろうよ」と言った。僕はなぜか安心した気持ちで「あと一回で最高記録やってんけどな」と言った。
 我に帰ると、夕暮れが迫ってきていた。夕日は海面に半分だけ顔を出している。僕には、海の底に夕日が沈んでいくように見えた。そして、もし海の底に夕日が沈んでいったら、海の底は一気に明るくなるのだろうと思った。海の底が明るくなったら、どれだけいいのだろうと思って、何がいいのだろうと疑問に思った。
 僕は彼女と手を繋ぎながら帰った。これから僕は僕と彼女の住む家に帰って、僕はソファーに寝転ぶ。彼女は夕御飯の支度をして、僕はその間に寝てしまう。そして、そのあとは、と考えながら、彼女の手を赤子のようにぎゅっと握りしめていた。

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