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「亀岡に行って本を読む」2022年11月6日の日記

朝起きたら、両親が京都にお出かけするらしく、どうやら私も行った方がいい雰囲気だったので私もついて行った。

車の中で私のスマホに入っている曲を流していたのだが、なぜかプレイリストからでは無く、毎回全曲の中から流すので、アニソンとかがガンガン流れる。
車のエンジンを切るたびにリセットされて全曲流れるので、もう諦めて垂れ流しにしている。けいおんとかハルヒとかAngel Beats!の曲とかも流れるが、もう今日はそのままにすることにした。

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亀岡近くにある道の駅に来た。

図書館やら道の駅やら託児所やらがもろもろひっついている。文化センター的な部分もある。

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建物のデザインが凄く綺麗だ。

空調が付いていなかったので、夏はどうなるんだろうという話をした。壁がガラスだから日差しが直で当たると思うんだけど、大丈夫なんだろうか。

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お昼ご飯を食べる。地元の定食屋的なところで食べた。
私は白味噌の乗っているカツ丼とうどんのセットを注文。
どうやら温かいうどんを冷たい蕎麦に変えれたみたいで、父親はそうしていたのだが、私は先に注文していたため、言い出し辛く、結局うどんをそのまま注文することになった。
「やっぱ蕎麦にしてもらっていいですか」がなぜ言えなかったんだ、と少し後悔しつつも食べる。

美味い!白味噌はあまり食べたこと無かったが甘くて美味しい。意外とカツにも合う。

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神社に着いた。

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良い写真。私は信仰心は全く無くて、神社とか寺とかも良い写真のオブジェクトとしか見ていない感じがある。

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少し車で移動して、出雲大神宮に来た。母親曰く、「今神様は出雲大社の方に行っており、留守番の神しかここにはいない」とのこと。よく分からないが、とにかく神様は今はいないらしい。

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天気が良いと写真はとても綺麗に撮れる。どれも加工していないが、色鮮やかに写る。

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紅葉の時期のため、黄色やら赤色やらが鮮やかに写って綺麗だ。鳥居の赤ともよく合う。

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帰りの車では、昨日大学の文化祭で入手した文学研究部の作った小説を読んでいた。
どの作品もかなり完成度が高く、ちゃんと面白い。同じ歳で同じ大学に通っている人間がこうも面白い小説を書いているというのは驚きだ。
私はこうやって毎日日記を書いているが、小説を書く筋肉みたいなのは全然ないのだなと思う。見たこととか実際にあったことしか書けない。

外から野焼きの匂いがした。

暗い道をひたすらに進んでいく車。私はスマホを見て、たまに外を眺める。外は、暗闇の中にいくつかの光がある。点々とした、生活の光だ。田舎道だが、わずかに光があり、家の中の明かりだったり、街灯の明かりだったりする。たまに雨戸が全て閉まっている家やぼろぼろの家があると、もう誰も住んでいないのだな、となる。そして、もし逃亡犯になったり、ホームレスになったらこういう所で何日間かこっそり忍び込んで生活するんだろうなという想像をする。

スマホで誰かの書いた文章を読む。ガタガタと揺れる車内で、薄暗い車内で、スマホの中の文字はガタガタと振動する。上下に動く文字群を必死で目で追いながら、何故か情けなくなってくる。どこかに出かけて家に帰る途中、不思議と虚しい気分になる。この感情の正体を知りたい。

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