コント＃25「おかしなラーメン店」

とある日の事だった。一人のサラリーマンがラーメン屋の中に入る。中には誰もおらず

サラリーマン「やってます？」

すると奥から男性店主がこっちに来て

店主「あぁお客さん。やってますよ」

サラリーマン「良かったぁ」

サラリーマンは店主の前の椅子に座る。すると店主が笑顔で

店主「ご注文は？」

サラリーマンがメニュー表を見ながら

サラリーマン「じゃあね。醬油ラーメンお願いします」

すると店主が困った顔をして

店主「あぁ、それないんですよ」

サラリーマン「え？」

店主「だから、醬油ラーメンはないんですよ」

サラリーマンも少し動揺しながら

サラリーマン「いやでも、メニューにはありますよね」

店主「いや、ラーメンと醤油が上手くバランスが取れていて、もう定番中の定番ラーメンならありますよ」

サラリーマン「それが醬油ラーメンって言うんだよ。なんだその隠語みたいな言い方は」

少しサラリーマンはキレ気味に言った。でも店主が困りながら

店主「じゃあ、それでいいんですよね」

サラリーマンが完全に不機嫌になりながら

サラリーマン「お願いします」

店主がラーメン作りに取り掛かる。すると喉が渇いたのかサラリーマンが店主に

サラリーマン「あの水無いですか？」

店主「水？200メートル先にありますよ」

サラリーマン「なんだよその鬼畜なセルフサービスは」

サラリーマンは水を諦めると、丁度醬油ラーメンが出来上がり、店主が笑顔で

店主「はーい出来たよー」

と言ってラーメンをぶっかける。物凄く熱かったのか、サラリーマンは大声で

サラリーマン「熱っ熱い！！」

店主「どうでした。ラーメンアトラクションは」

サラリーマン「店今すぐ潰せ！！」

～終～