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コント#28「官房長官の定例会議~午前~」

とある日の事だった。内閣官房長官の男性はいつも通り午前中の定例会議に行うことにした。

しばらくして会見場に入り、壇上に上がる。

官房長官「えぇ、今日の午前の会見内容は、先日無事に国民防衛保護法案が採決、そして可決されました。これにつきましては感謝申し上げます。続いては池内総理・・・」

すると突然、一人の男性記者が

記者「あのすいません」

官房長官が戸惑いながら

官房長官「今、話している途中なんだけど」

そんなのお構いなしのように、記者が大声で

記者「国民防衛保護法案は、国民の半分以上が反対していた法案で、強制採決を行ったことについては、どうお考えですか?」

確かにこの法案は、全ての国民を監視するという法案で、国民の9割が反対していた法案であった。
官房長官は少し戸惑いながら

官房長官「それにつきましては、国民の皆様の言葉を真摯に受け止めて、ご理解いただけるような、法案の使い方を目指したいです。で、池内総理・・・」

するとまた記者が大声で

記者「あの!」

官房長官が少しキレ気味に

官房長官「話している途中なんだけど」

記者「最近奥さんとはどうですか?」

官房長官「は?」

突然のわけのわからない質問で、少し戸惑った顔をする。すると真顔で記者が

記者「だから最近奥さんとはキスしたんですか?」

官房長官「答えるわけねぇだろ。定例会見だぞ。場を考えろよ」

少しキレ気味に言った。すると記者が

記者「ありがとうございます」

官房長官「何にありがとうなんだよ。で、池内総理が・・・」

記者「あの!」

官房長官は完全にブチギレながら

官房長官「なんだよ!!」

記者「妻に電話かけて良いですか?」

官房長官「勝手にしろよ!!出てけよ!!」

記者が少し不機嫌になりながら、会見場を出ていく。少し気まずい雰囲気になった会見場。

官房長官「えっと、午後に持ち越します!!」

とブチギレながら出ていく。

官房長官「あの記者、質問相手どこかの芸人と間違ってるだろ!!

~終~

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