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4月16日(火)サプリメント健康被害 先ず報告ルール整備 遅れ馳せながら機能性表示食品の見直し始動

小林製薬 創業は名古屋市で1886年(明治19年) 1919年法人化 大阪市道修町へ本社移転 東証プライム上場 業種は化学で医薬品 医薬部外品 芳香剤 衛生材料の製造販売 資本金34億5千万円 2023年12月期 売上1734億円 純利益203億円 従業員3534人 タムシチンキやアンメルツ ブルーレット サワデー 消臭元 ナイシトール等々のヒット商品を続発した伝統ある有力企業 この度は紅麹を使用したサプリメントの健康被害問題が発生

消費者庁は機能性表示食品制度の見直しに向けて 今週 専門家による検討会の初会合を開く方針 問題が顕在化して時日が経過 ようやくということでスピード感が感知できない 小林製薬は健康被害情報の報告遅延は明確で 先ず 報告ルールの見直しから議論される 当局は5月中には改正案をまとめる方針 その他は消費者に対する情報提供の在り方 機能性表示食品の製造販売過程での安全性の確保のことなど広く大学・医療関係者で検討

同時に消費者団体 製造販売業者等 幅広い関係先にヒアリング 意見を徴し迅速に進める 元々 この規制緩和は2015年 アベノミクスの成長戦略の一環として 米国の制度を参考に導入 簡便に多様なサプリメントの導入をもたらし 多大な効果が見られた しかし米国は健康被害発生の場合 15日以内当局への報告を求めている このセキュリティ・ルールも当初から導入すべきだが 欠落していた この度の見直しでは万全を期して欲しいもの。


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