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4月8日(月)小林製薬の機能性表示食品 コレステヘルプ等 3商品による健康被害 原因は未だ不詳


小林製薬のコレステヘルプ(コレステロール抑制) ナイシヘルプ(内臓脂肪抑制) ナットウキナーゼ(血圧 血流改善) の3製品 これらは小林製薬の「紅麹」利用のサプリメント これを摂取した人による健康被害が発生 これまで5人の死亡 4月4日現在 述べ196人の入院が発生 厚生労働省や大阪府の本社でのヒアリングや旧大阪工場臨検調査で原因追及中 これまではプペルル酸 これは青カビの一種とされているもの これの関係が浮かび上がって来ている模様

しかし明確な説明は未だ行われてはいない 問題が顕在化後 時日は経過するも原因不明と言うのは制度に問題があると言っても過言ではない 医薬品はともかく「特定保健用食品」(トクホ)と類似のもの トクホはその有効性や安全性について消費者庁が審議して認可したもの 他方 機能性表示食品は有効性・安全性は製造業者の申請により承認するのがルール 当局の審議はない これはアベノミクスの成長戦略 規制緩和策の具体策

その後 簡易性よりして増加の一途 今は7,000件超(市場規模は6,800億円)にまで成長 トクホは1,000件で横這いの状態 規制を緩めれば当然 セキュリティはより厳格化すべき モデルとした米国では 万一 健康被害が生じた場合は15日以内の報告を求めている 日本では「速やかに報告」とあるだけで2ヵ月余り放置されたまま このスタンスの違いは大差 国民の健康に直結する問題 早期に安心して利用できるシステムに改善すべきである。

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