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7月18日(木)旧優生保護法 被害者らと岸田首相面会 不妊手術強要を謝罪 除斥期間不問で幅広い補償方針を表明

岸田首相は昨日 官邸で旧優生保護法関係の被害者 原告側弁護士130人と面会「不妊手術の強要は痛恨の極み 新たな補償は対象者を本人と配偶者が受けた苦痛も視野に入れ検討する」と謝罪 また不法行為から20年経過すれば損害賠償請求権が消滅する除籍期間の主張も取下げる意向 さらに「不妊手術は約2万5千人の多数 優生保護法は憲法違反であり 法の執行者の政府の責任は重大 心から申し訳なく政府を代表し謝罪する」と付言

これらは被害者側の強い要望と交渉推移から納得できる展開 この事案は障害者等に不妊手術を強要した旧優生保護法(1948~1996年)を違憲とし 国の賠償責任を認めた最高裁判決により行われるもの 長らく苦しんできた被害者側は岸田首相の謝罪を「余りにも遅すぎた 謝罪に至るまで時間のかかり過ぎ」としている 昨日来 メディアには首相が被害者に深く 腰を折り曲げ 頭を下げている映像が登場 丁寧に謝っている状況がオープンに 

丁寧と言えば昨日の官邸での面会 1時間の予定が40分延長という報道 被告代表の発言をさえぎることなく行ないタイムオーバーとなったとか 新たな補償の新法について首相は「充分かつ適正な補償とする 超党派の議連と調整 議員立法を進める」と発言 随所に岸田首相の前向きながら低姿勢が目立っている この姿勢で旧統一教会 パーティ関連裏金事件も思い切り良く対処していれば内閣支持率はかなり高く維持できたに違いない。


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