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9月11日 (水) 「尖閣諸島は中国の領土.... 」8月19日のNHKラジオ国際放送・中国語ニュースで不適切発言がオンエア 拡がる波紋

アナウンスしたのは中国籍 外部スタッフの男性 この問題が発生以来 稲葉延雄NHK会長ら関係者は国会や与野党の会合に出席 説明 謝罪を重ねている 政府 与野党各党からは厳しい批判の声 稲葉会長は「今回の事案は いわば 放送の乗っ取りという事態 自ら定めた国際放送番組基準に抵触」「放送法で定められた責務を果たせなかった」と厳しく反省 謝罪 この男性の発言は 靖国神社で落書きが見つかった事件のニュースの後 発生した

NHKの調査報告書によれば この中国籍男性は靖国神社のニュースを読むことに抵抗の後 放送中に尖閣問題の発言 終了後「日本の国家宣伝のために これ以上 個人がリスクを負うことはできない」と述べ退去 この男性は以前から中国政府の反応に対する不安 給与面など処遇の不満をNHK職員に洩らすことがあったものの NHK側は この事態は察知できなかったということ 国際放送は 国の重要政策や見解を海外に伝えるための必須業務

これは放送法で定められている 政府から北朝鮮の拉致問題など 放送のテーマを指定して要請される放送もあり その部分には交付金も出されている 今年度予算は約36億円(うちラジオ9億6千万円) 今回 政府当局からは「国際放送を担う公共放送の使命に反し国益を損なうような事案」との厳しい声 稲葉会長以下 関係の幹部役員は報酬の一部 返還 担当理事は退任の厳しい対応 ともあれ 再発防止には遺漏なきを期して欲しいものである。


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