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7月24日(水)兵庫県知事のパワハラ疑惑 内部告発者を守らない組織は改革されるべき 告発文書(7項目)がオープンに

兵庫県議会の百条委員会が事情聴取を開始 次第に実態がオープンになってきた 先ず明確になったのは内部告発 公益通報をまともに受け止めなかった組織の態勢が指摘される 守られるべき告発者(県の幹部職員)が内部情報漏洩として地方公務員の守秘義務違反と疑われ 告発の核心部分が当事者の齋藤元彦知事から「うそ八百」と否定された これを受け 県当局は告発者を人事処分する方針を明らかにした(その後 停職3ヵ月の処分)

例えば「出張先で車から降ろされ20m歩かされ職員を怒鳴り散らした」との告発ついて 知事はパワハラは否定するも大筋は認めた また視察先の企業からコーヒーメーカーあるいは地域特産のワイン等を贈られ 本人または随行者が受け取っていたことが判明している 7項目 全て火のないところに煙は立たない 事実関係は確認すべき ともあれ 一部でも事実が判明した時点で処分手続きは中断 事実解明に当たるべきだったのは確か 

県議会は一連の県知事以下 当局の対応に不信感を抱き百条委員会設置に至ったもの 議会側は一部の与党議員以外は正しく 機能している模様 事実を掌握していた副知事は早々と退職 知事にも退職を数回にわたり勧奨していたとされている なお告発者は百条委員会を前にして 遺族に「一死をもって抗議する」とのメッセージを残し自殺している この悲劇 事前防止の手段はあったと思われる残念な事態 権力者の責任は大きいものがある。


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