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7月7日(日)将棋 王位戦7番勝負スタート 初戦は2転3転 藤井聡太王位・7冠が勝利 防衛に好発進

 将棋の王位戦 第1局は7月6・7日 名古屋市で指され 藤井王位が挑戦者渡辺明9段(40)と千日手指し直し戦 これを136手で制し先勝 防衛に向かい好スタート 指し直し戦は渡辺9段のペース AI評価で99-1まで追い込んだ ところが勝利目前の最終盤 最後の詰めを誤り 大逆転を許した 最後は持ち時間がなくなり1分勝負 全ての指し手を誤りなくと言うのは至難の業 ベテランの強者 渡辺9段と言え疑問の指し手が生じることを実証した形 

これは 誰もが予測できなかった一瞬の出来事 実況中のABEMA TVの解説者鈴木大介9段(49)も「えーっ まさか!」と叫び 驚きを隠せない様子だった 極限状態とは言え 余にもドラマチックな展開 視聴していた私も 藤井の負けを認識 まさかと驚きを禁じ得なかった 鈴木9段は「藤井7冠は負けを自覚 形作りの指し手を続けていた ベテランで将棋巧者の渡辺9段がここで詰めを誤るのは初めて見た とにかく滅多にない将棋」とコメント 

藤井7冠はこれを防衛すれば永世王位 早くも2つ目の永世位を獲得する この若さでの2つ目は前人未到のことで新記録の快挙 叡王位失冠の後遺症は感じられぬ復調ぶりでファンとしては安堵したところ  指し直し戦 藤井7冠は「早くから苦しくなった粘り強くやっていたが次第に悪くなってしまった 結果は良かったが反省するところは多い 改善し第2局に臨みたい」と発言 第2局は7月17・18日函館市の予定 頑張れ藤井である。



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