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「三」の部首は「一」「二」どっち?【目指せ漢字マスター!】

こんにちは、ライターの伊藤です。
【目指せ漢字マスター】では、小学生レベルの漢字をひとつ取り上げ、それに関連する知識を学んでいきます。

小学1年生で習う漢字でも、意外に知らない知識が盛りだくさん!

今回はこちらの漢字です。

\さ ん /


【音読み】サン
【訓読み】つ・みっ
【意味】①みっつ。数の名。 ②みたび。三回。 ③たびたび。何度も。 ④「三河(みかわ)の国」の略。

漢字ぺディア「三」

「三」は数字の3を表すだけでなく、再三のように「何度も」という意味で使われることもあります。

ところで、「三」を使った慣用句で何か思いつくものはありますか。
私は「三人寄れば文殊の知恵」が真っ先に思いつきました。

「文殊」というのは智慧を司る菩薩のこと。
「三人寄れば文殊の知恵」は、「とくに優れた者でなくとも、三人で相談すればよい考えが浮かぶ」という意味です。

ちなみに、タイトルを見てみなさんが気になっていたであろう「三」の部首は「一」でした。
部首が「二」なのは、以前紹介した「五」です。

【クイズ】
「三人虎を成す」の正しい意味はどれ?
①噂や嘘の話であっても、多くの人が口にしているとやがて真実だと勘違いされるようになること
②非力な人間であっても、三人集まって協力すれば、どんな相手も倒せるということ
③大勢でいると強そうにみえるが、一人ひとりは大した力を持っておらず、見かけだけだということ

【参考文献】
漢字ぺディア「三」
https://www.kanjipedia.jp/kanji/0002622000

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