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【焦燥感】【魂】遠くの光

空の彼方が白く 明るいような気がしたんだ

胸の中にあるんだ 遠く明るく、輝く空が

ねえ どうすればあの光に届くの?

ここは確かに昼間なんだ。周りは明るくてにぎやかだ。たくさんの人がいる。

なのにどうして、あの光が僕だけに見えるの。


海の波のキラめきが欲しいんじゃない 揺れるものがほしいんじゃないんだ

永遠なんてコトバでは片付かない この確信は

奇跡が欲しいわけじゃない すでに僕の中にあるこれは

僕の心の重しで道しるべ。


目の前のこのレールを、ただ歩けばいいわけじゃないと感じる。

だけどこのレールをそれればいいというわけでもなさそうだ。

僕は目をつぶる。

一瞬なんて感覚では足りない この焦燥は


それでも振り返れば 歩いた軌跡は確かにあって

空のかなたは変わらず 遠く 明るくて

でも輝きを見ているのは 自分なのだと

その意味をすべての「僕」が知るのは

届くのは 叫ぶのは

いつかという すべての今

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