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【感想】靴_レッドウィング9108

先日誕生日を迎えまして、またひとつおじさん化が進みました。長く生きてると趣味嗜好は少しずつ変わっていくようで、スニーカーばかり履いていた僕が、最近革靴がほしいなと思い始めたんです。で、革靴と言えばドクター・マーチンの1461が流行っているじゃないですか。

僕も欲しいなって思ったんですけど、なんかもう本当にガチで流行っていて、会社で5〜6人は履いているのを見かけるんです。ここにおじさんが突っ込んでいくのもどうかなと思いまして、ローカットの革靴は欲しいけどマーチンは100%無いな、というのが最近の状況でした。

アラフォー世代憧れのブーツに遭遇

僕はたまーに大宮の古着屋界隈(氷川参道のあたり)をぶらつくことがあるんですが、先日そのなかの1軒でレッドウィングの9416を発見し、にわかにテンションが上がりました。

我々世代でブーツと言えばやっぱりレッドウィングなわけです。キムタクが履き、藤原ヒロシが履いたアイリッシュセッターは永遠の憧れ。僕も過去に2足持っていて、じつはつい数ヶ月前にも1足購入しました。9416もセッターと同じくハイカットなんですが、印象がコテコテのワーク感ではないので、なんとなくいま僕が欲しいものに近しいイメージがあるなあと感じたのです。

そんなことを考えながら別の古着屋に行ったらそこで出会いました。レッドウィングの9108。2年前だったら目に入っても何も反応しなかったであろうシルエットのローカットブーツです。

これがいま、42歳の僕にはドンピシャでしっくりくるルックスでした。サイズもピッタリ。ダメージもそれほど無く、適度な履きジワがむしろ味になっているくらい。値段も16,000円くらいでめちゃくちゃ手頃。ほぼ即決で購入しました。さらに言うと、そのとき履いていたスニーカーを脱いで、このシューズを履いて帰るくらいに気に入りました。

この靴、定価は35000円とかするので細部の作りは超しっかりしています。とくにアイレットまわりはよくできていて、ハトメが裏側部分に付いているんですね。表側に付いていると一気にワーク感が出ちゃいますから。で、ヒモは平紐で、先っぽはプラではなく金属製のため結んだときに重みでストンと落ちてくれる。

レザーはマットな質感ですが、磨き込んでエイジングが楽しめそうですね。ソールは滑りにくいラバーソールで、これまた普段使いにピッタリです。よく見ればいくつか擦り傷はありますが、ちょうどいい履き込み感というレベルのもの。新品っぽさよりは全然ありですね。

じつはこれともう一足レザーシューズを買ってしまい、いま、猛烈な革靴ブームが到来しています。もう一足もかなり気に入ったのでそちらはまた別記事で紹介いたします。40代はいい革靴を履き込みたい。レッドウィング9108は僕にそう思わせてくれた一足です。

某IT企業の編集部所属のふたりで運用中のアカウント。「なにか書きたい」ということで毎日更新しております。