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おばっちの生い立ち①

昨年3月に書いた文章です。
ブログで公開してましたが、このたびnoteに引越ししました(^-^)

おばっちの生い立ち②

おばっちの生い立ち③



私は、約半世紀前、福岡県の片田舎で誕生しました。

母が44歳での、当時にしてはかなりの高齢出産で、ひとりっ子です。


小学5年で父が病気で亡くなり、
それから、学校に行かなくなりました。

不登校です。

理由は自分でもわかりませんでした。

そして、中学1年が終わるころ、母を家に一人残し、転校することになります。


それから、高校卒業までの5年間を、家から遠く離れた養護施設で集団生活をして過ごしました。


高校卒業後、いったん地元に戻り就職しましたが、二年半で退職します。

そして翌年、福岡市へ引越し短大へ行くことになりました。

このとき、また母を一人にしてしまいましたが、母はこう言ってくれました。


「あなたが生きたいように生きなさい」


短大では良い先生と良い仲間に恵まれます。サークル活動に、遊びに、新しい出会いや体験がたくさんあり、二年間の学生生活のなか、一人でいる時間はほとんどなかったけど、人生の中で一番楽しく充実していた時間でした。


短大卒業後は、福岡市で営業の仕事につき
それから二年後、心配ばかりかけた
大好きだった、母が病気で亡くなりました。

ひとりになった。

これからは、強く生きていこうとそのとき決意しました。

その後、20代後半で大失恋もして、その後に会社を退職し自営の仕事を始めたけど、上手くいかなかった。

最後までなんとか頑張ろうとしたけど挫折しました。
無力な自分を痛感しました。。

その後に、いろんなビジネスにも手を出すがことごとく挫折。

30代半ば過ぎには、当時、いちばん仲の良かった親友が天国へ旅立ちました。

僕の大切な人は、なんで、みんないなくなるんだ。

何のために誰のために僕は生きてるんだろう。


「おばっちは幸せになるんよ」


という、母の願いがここまで僕を生かしてきました。

僕は、強く生きていこうと決意したあのときから、弱い自分をたくさんたくさん何度も何度も見てきました。

当時、いつも立ち上がり前へ進む勇気をもらっていたのはアーティストの長渕剛からでした。

もうこれまでどのくらい、彼の歌を聴いたかわかりません。
毎日毎日聴いていました。

辛いとき苦しい時、何度も何度も歌を聞いては、負けてたまるか!もう一回だ!立ちあがるぞ!がんばるぞ!やるぞ!よっしゃー!いくぞー!と自分の心を奮い立たせてきました。


そして、いつからか自分がそうやって勇気とパワーを彼からもらえたように、


自分も自分なりの表現方法で、誰かの勇気になったり背中を押せたり支えとなったり、笑顔や喜びがいっぱい増えていく、そういう生き方に自分の人生を使っていきたいと思うようになっていきました。


30歳の頃、路上詩人のてんつくマンを知り、その時は自分が筆文字で書き下ろしをするとは、まったく思わなかったけど、月日がたち、笑い文字とも出会いましたが、やはり僕の心が一番動かされたのは書き下ろしでした。

【あなたを見てインスピレーションで言葉を書きます】

つたない文章ですが何か伝わるものがあったとしたら幸いです。


そういえば、つい最近、禅タロットで、愛と別れのテーマのカードを引きました。


大きな心の傷は、必ず対局にあるものを見せてくれます。それを受け取るのはこれから。


失っても、失っても、あなたの愛を必要としている存在は、この世にまだまだたくさん存在しています

というメッセージでした。


人と真剣に関わることに、人を好きになることに、ときに臆病になっていた自分でしたが、これからはもっともっとメッセージを発信していきます。


あなたと、そしてあなたの大切なすべての人が大きな愛で包まれますように。


最後まで読んでくれてありがとう



2019.3.30追記
このときは、筆文字と禅タロットへの思いを強く表現しています。
いまは、筆文字と禅タロットをこのまま続けていきながらも、他の手段も模索しながら、視野を広げ歩んでいきたいと思っています。

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