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人への期待は自分の傲慢

後で書こうと思い、ずーっと放置してた話。
https://note.com/kakinu07/n/n1030c2667797

↑の記事で話した友人との会話で得た気づきの続き。

仕事でも家族でも友人でも恋人でも、期待をしてその通りにならないと、嫌な気持ちになってしまうよね。という話になった。
しかし、相手に期待するということを詳細に考えてみると、
"相手がしたいこと"ではなく、
"自分が相手にしてほしいこと"を期待してるのである。
だから、誰かに期待することは自分の傲慢なのだ。
自分の傲慢を相手に押し付けて、それに反した行動や言動を相手が取ったときに嫌な気持ちになる。
そう考えた時に、「どんだけ自分本位なんだ」と我に返った。

とはいえ、相手に対して全く期待しないで生きるというのも
なんとなく寂しい生き方な気もする。
自分自身、相手に期待されてないと思うと悲しい気持ちになるし。
その辺のバランスってとっても難しい。
でも、相手を知ること、自分を知ってもらうことで
この辺の期待値調整ってある程度できると思う。

だからこそ、パートナーはちゃんとお互いの意見を伝えあうことができるかどうかが大事なんだと思う。
昔、恋人と喧嘩が多発したころ、
私はお互いに、"自分だけ"が主語になってることが良くないんじゃないかって思って伝えたことがある。
恋人は、思ってることを伝えるときはお互いに"自分だけ"を主語にしないと伝えたいことを伝えられなくなる。これからどうしようか、というときに"わたしたち"を主語にすればいいんじゃないかと言ってくれた。

そもそも、相手に勝手に期待をかけるということは相手のことをよく知らないことも根本にあるんだと私は思ってる。
ただ、相手のことをよく理解しても、勝手に期待をかけてしまうこともあると思う。

お互いについて理解を深めること、
相手に対して何かいやな気持になったときに、無駄な期待をかけてないか、ふと振り返ってみること。
その期待はどこから来たのか、相手とのコミュニケーションなのか、それとも違う人とのコミュニケーションなのか、勝手な思い込みなのか。。。
そうやって感情のコントロールをしたり、相手とのきずなを深めたり。
人に期待をかけたことが思うようにいかなかったとき、感情的に起こるのではなく、自分や相手に対する理解を深める機会として捉えていけたらいいのにな。

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