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【RobloxStudio】人形を使ったアニメーションをRobloxStudioにインポートしてみた
こんにちは!けつべつです。
youtubeを見ていたら、手足に吸盤がついた特徴的な人形を使ったコマ撮りアニメが目につきました。
人形のことが気になったので詳細を調べてみました。
スティックボットというストップモーションアニメを作るためのフィギュアだそうです。
フィギュアを使った動画を見ているうちに、ちょうどロブロックスのR15タイプのアバターとスティックボットの体のパーツの数がほぼ一緒であることに気づきました。
ロブロックススタジオには、人物の動きを撮影した動画を取り込んでキャラクターのアニメを作るモーションキャプチャの機能があるので、それとこの人形を使ってロブロックスでアニメを作ることはできないかなとも考えました。
思い立ったが吉日。早速スティックボットを買ってアニメを作ってみました!
準備するもの
人の動きを撮影した動画を用意しましょう。
自分はフィギュアを使って逆立ちをするアニメ(試作動画1)を用意しました。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/141999281/picture_pc_8faa046c2e48a12ccfb0e1fb75ae25d2.gif)
動画の形式はmp4で、フレームレートは12。再生時間は5秒ほどの動画です。
モーションキャプチャ機能に使える動画の再生時間は15秒以下である必要があるようです。
また、再生時間が短すぎるとスタジオに取り込む際にエラーが出てしまうので、二秒以上の動画になるようにしましょう。
モーションキャプチャ機能の使い方
スタジオのファイルのタブを開き「ベータ機能」をクリック。
![](https://assets.st-note.com/img/1716868484669-5J5MqEQdoX.png?width=1200)
ライブアニメーション作成の項目を探してチェックを入れ保存を押します。
その次にスタジオを再起動するかと聞かれるので再起動を押します。
![](https://assets.st-note.com/img/1716877534719-54YGiFrhOG.png?width=1200)
再起動したらツールボックスからアニメーションを確認するために使うR15タイプのアバターを探し、置きます。
アバタータブのなかにある「アニメーション編集」を押してウィンドウを出します。
次にワークスペース内に置いてあるアバターをクリックすることで編集が始められます。
![](https://assets.st-note.com/img/1716877593757-7UV1rxGcnC.png?width=1200)
アニメーション編集ウィンドウの「…」を押し、インポート>ライブアニメーション作成をクリック。
![](https://assets.st-note.com/img/1716877736492-7BuRqTJ1od.png?width=1200)
「ビデオを選ぶ」を押し、パソコンのファイルから使いたい動画を選びます。
![](https://assets.st-note.com/img/1716877855610-veAxxSb3ad.png?width=1200)
しばらく待つとアニメが完成します。
これでモーションキャプチャ機能の説明はおしまいです。
早速再生ボタン(▶️)を押して、出力した結果を見てみよう!
試作動画1を出力した結果
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/142002782/picture_pc_cd87dca1562543002c1381b3e54448f9.gif)
……失敗です。
脚を折り曲げていると認識されてしまい、宙に浮きながらなんとも言えない動きをしているアニメーションになってしまいました。
人形の体の色が一色のせいで、どんな動きをしているのかを認識することが難しいのかもしれません。
腕をあげる動作は再現されているので、もしかしたら体を回転させない動きの方が認識しやすいのかも?
ということで今度は人形が体をひねらないアニメ(試作動画2)を作りました。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/142007052/picture_pc_8bdfacce8e4e04fd8b463715eedcb2df.gif)
体を正面に向けたまま、脚と腕をあげながら体が傾くアニメーションです。
読み込ませて結果を見てみましょう。
試作動画2を出力した結果
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/142007382/picture_pc_0fdc0868a582a16ff21c88c39653f9f8.gif)
体を傾かせる動きと脚を上げる動きは再現されていますが、腕が上がっていない…。体の位置も移動し続けています。
どうしても背中を丸めたような姿勢になってしまいます。人形が人間とは違う体型をしているせいなのでしょうか。
スティックボットではなくて、リアルな人の形のフィギュアを使ったほうが思い通りに出力されるかもしれませんね。
カクカクした動きも良くなかったかも。でも、関節がゴムひもでできた人形をこれ以上なめらかに動かすのは難しい…。
うーん、体のパーツの数が同じだからといって綺麗に動くアニメーションが作れるわけではないんですね。ちょっと残念。
でも、パソコン上でアバターを動かしてアニメを作るよりも、フィギュアを直接動かしてアニメを作る方が自分は楽でした。
前にスタジオでアニメを作ってみたのですが、自分にとっては操作が難しかったです。
人形がアニメ制作に使えたらもっと作業が楽になるのですが…。
それからスティックボットはアニメーションの勉強をする時に便利だと思いました。
ストップモーションアニメを制作するためのアプリがスティックボット公式から無料で配信されているのですが、使いやすくて作りやすかったです。youtubeにもいろんな人がこのフィギュアを使って作ったアニメがいっぱいで参考になります。アニメ作りを始めたい人におすすめ!
いかがでしたか?
スティックボットからアニメーションを作るのは難しかったですが、ぜひモーションキャプチャ機能でアニメを作ってみてくださいね!!!!
〜おしまい〜