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『新寿都式』誕生なるか!?

昨年からドローンを使い上空から赤外線カメラで海水温測定し、カキ養殖の適地を探索できるかという実験を寿都町と提携して行っております。

寿都町??なんとも幸多そうな名前ですが道外の方読めますか?
これは「すっつちょう」と読みます。読めないですよねw

沿岸のカキ養殖場の上空に小型無人機(ドローン)を飛ばし、一帯の海水温を測る試験事業で、管理が難しいとされるカキの成育水温を赤外線カメラで撮影し、最適な養殖場所を探る取り組みです。

今回は日本の牡蠣種を守る最強メンバーが加わり、種から流通まで寿都の可能性を一気通貫で探っていきます。

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町長と打合せ後、海に出る前に町内で今が旬の寿都牡蠣を頂きました。
充分美味しく、しかも寿牡蠣としてブランドも確立してますが、どの様な用途に合わせて作るかでやり方は変わりますが、牡蠣を見る限り我々がアドバイスできる部分はありそうです。

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効率と生産性が上がり、かつそれが自然環境にも良いものであれば現行のやり方を大きく変えることも必要です。

今年は成長が遅いと言ってましたが、その原因は一概にいう事はできません。。種を取る問題なのか、適温の合わせ方なのか。

走行船を進ませていると、遠くにイルカの姿がΣ(・□・;)
歓迎か、それとも忠告かw これからの我々の取り組みイルカさんも応援してねー。

日本海の養殖カキは10~20度の水温を好むとされ、20度以上の日が続くと産卵が早まり、出荷期に身が細くなる。一方10度以下の期間が長引くと成長が進みづらく、適切な海水温を保つ養殖場所を確保する必要があります。

そこで登場するのがドローン!

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最近1億円を調達して事業拡大を進めるDRONE PILOT AGENCY
飛ばす技術も定評だが、強みはその解析技術。ソフトから通信まで、解析結果を提供するスペシャリストです。

寿都湾内のカキ養殖場の上空にドローンを複数回飛ばして撮影、画像を解析する。町側は取得した画像を漁業者に提供し、来年以降の養殖場選びの参考にしてもらう考えです。

湾内には栄養分を含む朱太(しゅぶと)川の雪解け水が流れ込んでおり、海水温測定を通じてどのように広がっているかも調査する予定。

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もう肉眼では全く見えません。自動飛行で計画区域の温度を計っていきます。

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一方、生産者が秘密基地で何やら方向性を話し始めました。
こうなると牡蠣活動家が口出せるのは両者が言いずらい事を代わりに発言する事くらい(笑)

やり方を浜に合わせて改良するのも一つの方法ですが、浜に合わせたやり方を考える方ができれば一番理想。これには行政×組合×漁業者×アドバイザーが絶対要素。北海道もこれができる浜が少しずつ増えてきました!

秘密会議では、他の浜にはない寿都の器材を使い、他の浜ではできない梅津方式が考案された様子w この方式むちゃくちゃカッコ良いので、早く実現してかき友に見せてあげたい٩(ˊᗜˋ*)و

ちゃんと地元で秘密の牡蠣会できる場所準備してあります!

ドローン調査×梅津方式=『新寿都式』誕生なるか!?乞うご期待!

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