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牡蠣の視察《佐賀県太良町》

Facebook2018年5月19日 ·
【牡蠣の視察】#生産者と行くグレートオイスターを巡る旅。

4月末から長期に渡り、次世代を担う若き北海道の生産者と、今なにかと熱い九州にグレートオイスターを巡る旅に出て参りました。

同行下さったのは牡蠣界のパイオニア。
数年に一度の大雨に見舞われたり、インフルエンザにかかったのも気づかなかったり。。
10年先、いや100年先を見据え、北海道から世界基準のグレートオイスターを発信するプロジェクト。
とても濃い内容なので、数回に分けてご報告いたします。
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最終回 太良町

この視察報告のフィナーレを飾るのは、やはり今回のツアーを仕立てて下さったパイオニアで締め括ります!

現在は牡蠣養殖のパイオニアとして活躍してるが、もともとは海洋土木の会社を経営されており、大きなクレーン船や潜水服着て海の中で仕事をしていました。

パイオニアたる由縁は、一般の生産者さんが海の上からみて想像してるものが、パイオニアには海の中の情況がが手に取るようにわかること。
また牡蠣養殖はそれぞれの海に合わせた方法を取る必要がありますが、言い換えれば適時に機材を手作りして試す必要があり、この点でもとても優れているからです。

その技術や理論に触れる旅。続きはマニア向けなのでご興味ある方は写真をご覧下さい。

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ここには面白い牡蠣がありますが、これ、沖縄で梅津さんが見つけた牡蠣です!

パイオニアの取り組みのひとつで、沖縄水産高校に自ら企画を持ち込み、授業で牡蠣養殖を教えております。
その中の調査で沖縄には十数種類の牡蠣が居ることを発見しました。

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もともと海洋土木で、大型クレーン船を操ったり潜水士として海の中で仕事をしておりました。

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そんなパイオニアの養殖現場です。。
筏が近づいてきたした。が、(゜_゜;)。。
皆さん違いがわかりますか??

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そう。鉄骨なのです(゜_゜;)
一般的には竹などを使用しますが、これは鉄骨。
高級外車と同じお値段の筏。
そこまでする理由の一端はこの青いロープにあります。

さすが生産者さん!その上をスタスタ渡って行きます(゜_゜;) 中々の揺れ具合ですが。。

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こんな細い、しかも平らじゃない鉄骨、私には渡れません。。

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北海道とはやり方違いますが、理論は全世界共通。カリスマも真剣に話を聞いておられました。

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こちら全員が牡蠣生産者さん!
今回お逢いした女性牡蠣生産者さん。
小長井のかなり良い場所で牡蠣作っており、今後グレートオイスター創りに挑戦してく下さるw?ので、再会がとても楽しみです!

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船は陸に戻ってきて、ここの岸壁にもたくさん牡蠣が付いておりました!

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中にはシカメらしきものも。ここは凄い海ですねー。

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岸壁に見慣れないものが。これ何かわかりますか?

答えはタコ釣りの仕掛けですw
タコが中には入り自ら貝を閉じるそうですw

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話は戻って、出荷場に来ました。凄い規模です。
私がいつも気にしている「作業場の綺麗さ」も抜群で、隅々まで整理整頓され、しかもとても清潔です。

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ここでも理論を惜しまず説明してくれます。

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五代目が嬉しそうに牡蠣を開けておりますw
このアングルからでもしっかりした貝柱の特徴がわかります。

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ここは海男の秘密基地。
天井には今まで試行錯誤した機材が飾られてますw
籠のとめかた、紐の種類、フロートを付ける位置。
梅津さんは次のステップに移り、誰でも如何に簡単に作業が出来る機材創りに取り組んでおりました。

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そうこうしてるとあっという間に定刻になりました。

因みに右から二人目が釧路水産。三人目が沖縄水産。
北と南で勉強する若き次世代のトップランナー。
5年後がとても楽しみです!

そしてここにいる全員がグレートオイスター生産者です!あっ!私はただの太鼓持ちですが。。

本当にお忙しい中お時間割いてくださりありがとうございました!

これ面白くないですか?これも牡蠣なんです!

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